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[選手権予選]帝京はまたも中瀬が大仕事!インハイ出場の東海大高輪台沈める決勝ゴール!:東京B

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後半5分、帝京高MF中瀬大夢が左足で決勝ゴール

[10.15 全国高校選手権東京都Bブロック予選準々決勝 帝京高 1-0 東海大高輪台高 清瀬内山運動公園サッカー場]

 帝京高はMF中瀬大夢主将(3年)が再び大仕事をしてのけた。0-0で迎えた後半5分、MFサントス・デ・オリベイラ・ランドリック(1年)からのパスを受けた中瀬はコントロールでDFのマークを外して左足一閃。これがゴールへ突き刺さる決勝点となった。

 昨年度全国高校選手権準優勝の國學院久我山高との初戦で決めた決勝点に続く、値千金の一撃。大一番での勝負強さが際立っている主将は「試合前から苦しいところで自分が点取れたらみんな楽になると思っていた。前半は自分たちの思うようなサッカーができていなくて、点取れて後ろが楽になったかなと思います」とチームメートたちを助けることができたことを何よりも喜んでいた。

 前半はチャンスで決めきれないシーンもあったがそれでも、チームのために走り続けて勝負を決めるゴール。チームの先頭に立って引っ張ってきたアタッカーのその献身性がいい形でチームの結果にも繋がっている。

 悲願の全国出場まであと2勝。昨年は決勝で先発しながらも決めることができずに準優勝に終わっているだけに、「一戦必勝の気持ちで。自分たちはチャレンジャーなので戦うだけです。去年は決めれなかったので今年は自分が取って勝ちたいと思っています」。どんなに苦しい展開になっても、自分が決めてチームを助ける。

(取材・文 吉田太郎)
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