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[CL]岡崎がついにCLデビュー!! 難敵コペンハーゲン撃破のレスターが無傷の3連勝

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[10.18 欧州CLグループリーグ第3節 レスター・シティ1-0コペンハーゲン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は18日、グループリーグ第3節1日目を行った。G組では日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティ(イングランド)がホームでコペンハーゲン(デンマーク)と対戦し、1-0で勝利した。ベンチスタートの岡崎は後半40分から途中出場し、念願の欧州CLデビューを果たした。

 今季、欧州CL初出場のレスターは、グループリーグ2連勝スタートを切ったが、プレミアリーグでは15日の第8節チェルシー(0-3)戦で4敗目を喫するなど、苦戦を強いられている。そのチェルシー戦からメンバーを4人変更し、DFダニー・シンプソンやMFアンディ・キング、MFリヤド・マフレズ、FWイスラム・スリマニがスターティングメンバーに名を連ねた。

 入りが良かったのは、5月22日を最後に公式戦23試合無敗のアウェー・コペンハーゲンだった。少ないタッチ数でボールをテンポよく回し、レスターのプレスをうまくかわした。さらに後方からのボールも正確で、両サイドをバランスよく使い、序盤はプレミア王者の陣内でボールを回した。一方、レスターは苦戦を強いられた。MFダニー・ドリンクウォーターやDFクリスティアン・フクスが正確なフィードでコペンハーゲンの裏を突くも、なかなかFWジェイミー・バーディやスリマニに収まらず、攻撃の形を作れないでいた。

 それでも、コペンハーゲンが良い時間帯で先制点を挙げられないでいると、レスターが敵陣でボールをキープする時間が増え始め、自陣からのロングパスもつながり出す。すると、前半終了間際にアルジェリア代表コンビから先制点が生まれる。同40分、右サイドからバーディがクロスを供給すると、PA右のスリマニがヘッドで中央に折り返し、マフレズが左足で押し込んで1-0。同44分には右CKからコペンハーゲンのFWアンドレアス・コルネリウスに決定的なヘディングシュートを打たれるも枠を外れ、前半を1点リードで終えた。

 後半の立ち上がりはレスターの攻守の切り替えが早く、マフレズやドリンクウォーターがミドルシュートを放つなど、果敢に追加点を狙いに行った。同19分、GKカスパー・シュマイケルがバックパスをダイレクトで前線に蹴り出し、PA手前でルーズボールを拾ったマフレズが左足シュートを放つ。同23分には、左サイドからMFマーク・オルブライトンが左足で鋭いクロスを供給。一度は防がれたが、スリマニがヘッドで押し込んでゴールネットを揺らしたが、その前にオフサイドだったとして、得点は認められなかった。

 終盤に向けてはコペンハーゲンに押し込まれたレスターだが、相手のシュートの精度の悪さに助けられた。後半40分には、バーディに代えて岡崎をピッチへ。念願の欧州CLデビューを果たした岡崎は、投入直後から猛然とボールを追いかけ、前線から守備をした。後半45分にはコペンハーゲンに決定的な場面を作られたが、GKシュマイケルがファインセーブ。レスターが前半のリードを最後まで守り抜き、1-0で開幕から無失点で3連勝を飾った。

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