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[CL]無慈悲レアル、レギアに余裕の5発大勝で400試合目のメモリアルゲーム飾る

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レアルはホームで5-1のゴールラッシュ

[10.18 欧州CLグループリーグ第3節 R・マドリー5-1レギア・ワルシャワ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は18日、グループリーグ第3節1日目を行い、F組のレアル・マドリー(スペイン)はホームでレギア・ワルシャワ(ポーランド)と対戦。5-1の大勝を飾り、グループ2勝1分とした。レアルは11月2日にアウェーで再びレギア・ワルシャワと対戦する。

 欧州CLで史上初めて400試合目を迎えたレアル。立ち上がりから相手ゴールを襲うと、前半16分に先制する。ピッチ中央のMFトニ・クロースが右のDFダニーロに展開。ダニーロが前に運び、右サイドの高い位置に張り出したFWガレス・ベイルにつなぐ。ベイルは相手DFとの1対1をいとも簡単に制し、PA右から左足を一閃。ゴール左に突き刺し、均衡を破った。

 さらにレアルは前半20分に追加点を奪取。右サイドのハーフウェーライン付近のMFマルコ・アセンシオが対角線上にロングパスを送り、左サイド深くのオープンスペースでFWカリム・ベンゼマが受ける。ベンゼマは中央へ持ち出し、PA内左に入ったところでバックパス。勢いよく走り込んだDFマルセロが左足のダイレクトシュートを放つと、相手DFに当たったボールがGKの逆を突いてゴールに吸い込まれた。

 早い時間帯にリードを広げたレアルだったが、2分後の前半22分に1点を返される。PA内で仕掛けたFWミロスラフ・ラドビッチに対し、ダニーロが軽率な守備で足を引っ掛けてPKを献上。これをラドビッチに自ら決められ、2-1となった。

 それでも前半37分、ダニーロが汚名返上とばかりにベイルとのパス交換でPA内右に抜け出し、中央へ折り返す。PA内の密集地帯で受けたFWクリスティアーノ・ロナウドはやや体勢が悪かったが、右足アウトで後方に落とすと、最後はアセンシオが左足で相手DFの股を抜き、ゴール右に決めた。

 前半を3-1で折り返したレアルは後半も攻撃の手を緩めず。後半23分には途中出場のFWアルバロ・モラタがPA左脇からクロス。同じく途中投入のMFルーカス・バスケスがファーに走り込み、豪快な右足ボレーで4点目を奪った。

 後半39分には仕上げのカウンター炸裂。PA手前左でマークを引き付けたC・ロナウドがPA内左のモラタにつなぎ、受けたモラタはワントラップから右足で冷静にニアを破って5-1。レアルは1失点こそ喫したが、余裕の試合運びで大勝を収めた。

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