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[選手権予選]過去2年は不満の結果、秋田商MF駒野谷主将「最後の年は後悔しないように」

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[10.20 全国高校選手権秋田県予選準決勝 秋田商高 1-0 秋田工高 八橋陸上競技場]

 最多42回目の全国大会出場を目指す秋田商高のMF駒野谷海人主将(3年)が3回目となる選手権での活躍を誓った。

 過去2年の選手権では悔しい結果に終わっている。「去年は全国でケガして途中退場してしまった。その悔しさをずっと持っている。1年の時は自分がCBしていて準決勝で新屋高校に負けている。最後の年は後悔しないようにやっていきたい」。選手権のタフさ、難しさを味わってきたMFは今年、10番とキャプテンマークを身に着けてチームを勝たせる活躍を目指す。

 1-0で勝利したこの日は風上だった前半に圧倒的に攻めながらも得点を奪えず。逆に風下になった後半は秋田工高に押し込まれてしまった。その中で駒野谷はダブルボランチの一角として相手ボールを引っ掛けるなど守備面で貢献していたが、納得の内容ではなかったという。「まだまだセカンドボールが全然拾えていなかった。そこが拾えていればもっと優位に試合を進めることができたと思うので拾っていきたいです」

 今年の目標は全国で勝つこと。だからこそ、県予選で敗退する訳にはいかない。「全国で勝つっていう目標があるんで。まずは決勝でしっかり勝ちきることが大切。上を見すぎずに目の前のボール、試合での勝利に執着心を持ってやっていきたいです。全国に行けば、全部自分たちはレベルが低い。その中でも粘り強い守りとかできれば勝利に近づけると思います」。選手権で悔いの無いプレーをすること。それが秋田商を勝利に近づける。

(取材・文 吉田太郎)
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