[10.22 プレミアリーグ第9節 レスター・シティ3-1クリスタル・パレス]

　プレミアリーグは22日、第9節を行った。FW岡崎慎司が所属するレスター・シティはホームでクリスタル・パレスと対戦し、3-1で勝利した。岡崎は、9月10日の第4節リバプール戦以来、5試合ぶりの先発出場を果たすと、後半18分に今季プレミア初ゴールを記録。フル出場も果たし、勝利に大きく貢献した。

　チャンピオンズリーグ(欧州CL)との過密日程が続くレスターは、18日のコペンハーゲン戦(1-0)から2人を変更。FWジェイミー・バーディとMFマーク・オルブライトンに代わって、岡崎とFWアーメド・ムサがスターティングメンバーに名を連ねた。

　レスターは前半2分、FWイスラム・スリマニがGKにプレッシャーをかけ、ミスキックを誘発。これを受けた岡崎が右足でループシュートを放つも枠を大きく外してしまう。クリスタル・パレスも同12分にチャンス。左サイドからDFマーティン・ケリーが上げたクロスを、FWクリスティアン・ベンテケが打点の高いヘディングシュートを放つもクロスバーに嫌われた。

　前半20分過ぎからレスターのペースで試合は進む。前半35分、MFリヤド・マフレズが右サイドからカットインし、左足を振り抜く。これを岡崎がヘッドでコースを変えたが、わずかにゴール上。それでも同42分、岡崎からパスを受けたスリマニがムサに落とし、ムサがペナルティーアーク内から右足シュート。ムサのプレミアリーグ初ゴールでレスターが先制に成功した。

　1点リードで折り返した後半もレスターが主導権を握る。同3分、DFダニー・シンプソンが右サイドからクロスを供給すると、スリマニが頭で合わせるもわずかにゴール右。同18分には、岡崎が左サイドに叩き、MFダニー・ドリンクウォーターが上げたクロスは相手DFに阻まれたが、ルーズボールにいち早く反応した岡崎が、PA左から右足ダイレクトでニアに流し込み、2-0。岡崎も今季プレミア初ゴールを記録した

　反撃に出るクリスタル・パレスは後半27分にMFイ・チョンヨンとFWフレイザー・キャンベルを投入する。直後の28分には、MFヨアン・キャバイエが決定的なシュートも、至近距離でGKカスパー・シュマイケルのファインセーブに遭う。さらに同29分、右CKからベンテケがヘディングシュートを放つもシンプソンの右足にブロックされ、1点が遠い。

　すると、レスターが後半35分に試合を決定づける3点目を決める。右CKからこぼれたボールを、21日に2019年まで契約を延長したDFクリスティアン・フクスが左足一閃。強烈なシュートがゴール前の狭いスペースを抜けて右サイドネットに突き刺さり、3-0とした。同40分には、キャバイエに1点を返されたが、GKシュマイケルの好セーブもあり、リードを最後まで守り抜いたレスターが3-1で勝利。9月17日の第5節バーンリー戦(3-0)以来、4試合ぶりの白星を飾った。

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