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香川、インゴルシュタット戦で軒並み最低タイの評価「かつて軽やかさを象徴したが…」

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香川真司はインゴルシュタット戦に先発出場した

 ドルトムントは22日に行われたブンデスリーガ第8節でインゴルシュタットとアウェーで対戦し、3-3で引き分けた。公式戦2試合連続で先発出場したMF香川真司のパフォーマンスに、ドイツメディアは低い評価を下している。

 インゴルシュタットが早い時間帯にリードを奪うと、24分には追加点を挙げ、試合はドルトムントが追う展開に。後半にはピエール・エメリク・オーバメヤンが1点を返すと、インゴルシュタットが直後に3点目を決めている。しかし終盤にはアドリアン・ラモス、クリスチャン・プリシッチがそれぞれゴールネットを揺らし、勝ち点1を確保した。

 そんな中、香川はトップ下でスタート。オーバメヤンによるゴールには絡むも、チームが相手を押し込み続ける中でインパクトを残せず、自らシュートを打たないまま73分に退いている。メディアによる同選手のプレーに対する評価は軒並み低いものとなった。

 ドイツ紙『ビルト』では香川はGKロマン・バイデンフェラー、DFマルク・バルトラパク・チュホとともに「5」とチーム最低タイの点数がつけられた。アディショナルタイムに同点弾を決めたプリシッチのみにチーム単独ベストの「3」と及第点が与えられている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

 プリシッチに「2.5」を与え、単独ベストとした地元紙『WAZ』も香川のプレーを「5」と酷評。バルトラ、パク・チュホと最低タイの評価をつけられている。また、「かつて軽やかさを象徴した日本人選手だが、インゴルシュタット戦では余裕が見られず。攻撃的MFは決定的なプレーを見せなかった。物足りない」と辛口寸評が記された。

 また同じく地元紙である『ルールナハリヒテン』も『WAZ』と同じくプリシッチには「2.5」と単独ベストの採点をつけ、香川のプレーをバルトラ、パク・チュホとともに「5」とワーストタイとした。香川のプレーについて、「プレーメーカーのはずの彼はこの試合に対応できず、ほとんどの1対1に競り負けている」と厳しい評価が記載されている。

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