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現地記者がレスター岡崎を大絶賛…「岡崎がいるとすべてが変わる」

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岡崎慎司が現地で絶賛されている

 22日のレスター・シティクリスタル・パレス戦で先発フル出場を果たし、チームの2点目を奪い、3-1の勝利に貢献した日本代表FW岡崎慎司

 クラウディオ・ラニエリ監督も「今季最高のパフォーマンス」とチームを称えるほど出色の出来だったパレス戦で、チームを活性化させた岡崎の必要性が現地では再度認識されているようだ。

 レスターの地元紙『レスター・マーキュリー』では、スポーツ記者のジェームズ・シャープ氏が「レスター・シティは岡崎を先発させるべきか?」と題し記事を掲載。

 シャープ氏は、「笑顔のシンジを見れば、レスターにとって不可欠だとわかる」と持論を展開。「得点を挙げた岡崎の笑顔で喜びに満たされないファンがいたとしたら、それはその人の魂が腐っている。もしくは、魂がない」と岡崎を独特の表現で絶賛した。

 岡崎のプレーについては、「得点はもちろん、レスターにとってどれだけ重要なのか改めて認識させられた」とその重要性を強調している。

 昨季とは違い、今季はジェイミー・バーディーの相棒には岡崎ではなく、新加入のイスラム・スリマニが務めることが多かった。だが、その前線での変化にこそ、レスターの不調があるとシャープ氏は説明している。

「岡崎無しには、レスターは固すぎる。前線と中盤がはっきり分かれていて、その間を繋ぎ潤滑に動かす存在がいない。そして相手が中央から攻めてきた時には、誰も中央で中盤を守ることができない」

「チェルシー戦で見ただろう。守られるのは簡単で、攻められるのも簡単。それが岡崎が居る時はすべてが変わるんだ。パレス戦では、ピッチ所狭しと駆け回り、スプリント回数とファイナルサードでのパス数はチームトップ、そしてタックルに至ってはチーム2位だ」

 前線からチームに貢献できる岡崎のお陰で、攻守が活きていたとシャープ氏は見ている。「得点だけではなく、プレーを途切らせない集中力があったからこそ、レスターは先制できた。攻撃も守りも活性化させる存在なんだ」

 「レスターらしさ」を取り戻したキーマンに挙げられている岡崎慎司。現地での評判をこの一戦で改めて確たるものにしたようだ。

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