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[ゲキサカカップMOM]國學院大學F.C ROSSO山田優祐(3年)_じゃんけんでスタメン勝ち取り優勝決定弾

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「リポビタンD×ゲキサカカップ」の大会MVPに輝いた國學院大學F.C ROSSOの山田優祐

 ゲキサカのサイト開設10周年を記念したフットサルイベント「リポビタンD×ゲキサカカップ 10th Anniversary ~Reunion同窓会フットサル~」が23日、横浜みなとみらいスポーツパークで開催され、國學院大學F.C ROSSOが初代チャンピオンに輝いた。

 10分1本で行われた1位トーナメントの決勝戦。0-0のままPK戦に突入するかと思われた9分に國學院大學F.C ROSSOの山田優祐が劇的な決勝点を決め、1-0で競り勝った。立ち上がりから積極的にシュートを狙った山田は得点の直前にも左足でポスト直撃のシュートを放つなど、果敢にゴールを目指した。

「ゴールは狙っていた」と話す山田だが、スタメンは試合前のじゃんけんで決まったという。9人で参加し、出場メンバーは「試合ごとにじゃんけんで決めていた」という“ターンオーバー制”で臨んだ大会。決勝戦で見事、スタメンの座を射止めると、優勝決定弾を決め、「もってますね」と会心の笑顔を見せた。

 普段は主にサッカーをしているため、「フットサルはしんどかった。フットサルサークルと対戦すると、勝ち方が分からなかった」と苦笑いするが、「ロングボールを使ったり、そこはサッカーで勝とうと思った」と、一歩も引かなかった。

 米子北高(鳥取)の3年時には全国高校選手権にも出場。初戦となった2回戦で青森山田高(青森)と対戦し、CKから先制点をアシストしたが、後半33分に追いつかれ、1-1からPK4-5で敗れた。無念のPK負けで高校サッカー生活は終わったが、國學院大に進学後もサッカーサークルの國學院大學F.C ROSSOで活動を続け、この日、ゲキサカカップで栄冠に輝いた。

 大会MVPとして大正製薬のエナジードリンク「RAIZIN(ライジン)」が1ケース贈呈された山田は決勝戦のマン・オブ・ザ・マッチにも選ばれ、ゲキサカのサイト内で選手名鑑が作成される特典を獲得した。高校時代からゲキサカの愛読者だったという山田は「マン・オブ・ザ・マッチにずっと載りたかった。もう死んでも大丈夫です」と満面の笑みで喜んでいた。

(取材・文 西山紘平)

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