beacon

ザンクト・パウリ宮市、ヘルタに完敗で悔しさをにじませる「ツメ跡を残したかったんですけど…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

先発出場した宮市亮

 DFBポカール2回戦が25日に行われ、FW宮市亮が所属するザンクト・パウリ原口元気が所属するヘルタ・ベルリンが対戦した。ブンデスリーガ公式サイトが2人のコメントを伝えている。

 試合はブンデスリーガで好調をキープするヘルタが圧倒。リーグ戦で試合に出場し続けている影響から、原口に出番は訪れなかったものの、ヘルタが相手の枠内シュートを1本に抑え、2-0で勝利した。宮市は先発したものの、大きなインパクトを残すことはできず、悔しさをにじませている。

「相手はブンデスリーガの上位にいるチームですし、何とかツメ跡を残したかったんですけど。チームとして守備に追われたので、ちょっと難しかったかなと思います」

 また、押されている展開だったからこそ、宮市のスピードが生きるはずだったが、「チームとして僕が裏に抜けて、というスタイルはあるんですけど、(パスを)出せる選手がいないのでそこが問題ですね。でも今は与えられた環境でやるしかないので。その中で何とか結果を出していきたいと思います」と話している。

 一方で、出場機会のなかった原口は「しっかり勝ったなという感じですね。またすぐに次の試合があるので、そこでパワーを出せればいいかなと思っています。個の力でうまくポンポンと(点が)取れたので。そこからは自分たちのペースでできた。ヘルタらしく、粘り強くやれたと思います」とベンチから見たチームを評価している。

 続けて、今後については「決勝に行くのがチームの目標なので、決勝に行けたらいいなと思います。ただ、ポカールは間が空いてしまうので、(次の試合が)近づいてきたらまたポカールのことを考えます」と語った。

●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP