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清武、セカンドチャンスは訪れるか...ビッグマッチ前にローテーションの可能性も?

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清武弘嗣にチャンスは訪れるか…

 セビージャMF清武弘嗣に、セカンドチャンスは訪れるだろうか。ホルヘ・サンパオリ監督は今後3試合でローテーションを採用する可能性があるようだ。スペイン紙『エスタディオ・デポルティボ』が報じている。

 セビージャは23日のリーガエスパニョーラ第9節で、アトレティコ・マドリーとの一戦を1-0で制した。サンパオリ監督は、この試合で89分と90分に2枚の交代カードを切ったのみ。「交代は義務ではなく、解決策」と試合後に語った指揮官だが、セビージャのスターティングメンバーは固まりつつある。

 アトレティコを下して2位に浮上したセビージャは、29日のリーガ第10節でスポルティング・ヒホンと対戦する。そして11月2日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第4節ディナモ・ザグレブ戦を挟み、6日にリーガ第11節でバルセロナとの大一番を迎える。バルセロナ戦に向け、サンパオリ監督はローテーションを採用し、主力選手に休養を与えながら控え選手に出場機会を与えて選手層に厚みを持たせる必要性があるかもしれない。

 サンパオリ監督の求めるプレースタイルは、現在チームに浸透し始めている。一方で、MFマティアス・クラネビッテル、ホアキン・コレア、パブロ・サラビア、ガンソ、清武、FWウィサム・ベン・イェデルらは直近2試合でほとんど出場機会を得られていない。

 次の対戦相手であるヒホンは現在リーガで18位につけている。CLで対戦するD・ザグレブは、前回の対戦(1-0)で実力差が明らかになった。「勝っているチームはいじるな」とは言うものの、チームの底上げを図るには絶好の機会だと捉えられている。

 リーガ第4節エイバル戦以降、出番を与えられていない清武。サンパオリ監督の今後の起用法に注目が集まる。

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