beacon

[EFL杯]マタの決勝点でマンUが伝統のダービー制す! 9人替えのシティは6戦未勝利に

このエントリーをはてなブックマークに追加

フアン・マタの決勝点でユナイテッドがマンチェスター・ダービーを制した

[10.26 EFL杯4回戦 マンチェスター・U 1-0 マンチェスター・C]

 EFL杯は26日、4回戦2日目を行った。オールド・トラッフォードではマンチェスター・ユナイテッドマンチェスター・シティによる今季2度目の“マンチェスター・ダービー”が開催され、1-0でユナイテッドが勝利した。

 23日のプレミアリーグ第9節でチェルシーに0-4で敗れたユナイテッドは、4人を変更。MFフアン・マタやMFマイケル・キャリック、DFルーク・ショー、DFマルコス・ロホが先発に名を連ねた。一方、公式戦5試合勝利がない(3分2敗)シティは、伝統の一戦でターンオーバーを採用。23日の第9節サウサンプトン戦から9人を入れ替え、FWノリートらのほか、DFパブロ・マッフェオ(18)、MFアレイシュ・ガルシア(19)といった若手も先発に送り込んだ。

 立ち上がりから攻め込んだのはシティ。前半2分、右サイドを持ち味のスピードで突破したMFヘスス・ナバスが高速クロス。ニアにFWケレチ・イヘアナチョが飛び込んだが、ヘディングシュートは枠を大きく外れた。その後は、FWズラタン・イブラヒモビッチが中盤に降りてきて攻撃の組み立てに絡むなど、ユナイテッドが盛り返す。

 前半36分、ユナイテッドはショーが左サイドをえぐり、マイナスに折り返したボールをMFポール・ポグバがつないでイブラヒモビッチが右足シュート。直後の同37分には、イブラヒモビッチのスルーパスでFWマーカス・ラッシュフォードが完全に裏に抜け出すが、カバーに戻ったDFのブロックに阻まれた。シティも同40分にパスカットからワンタッチでつなぎ、イヘアナチョがPA左から左足シュートを放ったが決めきれず、前半をスコアレスで折り返した。

 シティはパスミスが目立ったDFビンセント・コンパニに代えて、DFアレクサンダル・コラロフを後半開始から投入する。だが、後半の立ち上がりから攻め込んだのはユナイテッドだった。後半4分、イブラヒモビッチのラストパスをPA左で受けたポグバの左足シュートを放つも、GKウィリー・カバジェロが弾いたボールが左ポストを直撃。それでも同9分に均衡が破れた。

 DFニコラス・オタメンディと体を入れ替えて裏に抜け出したイブラヒモビッチがPA左に侵入し、中央に折り返す。ニアでMFアンデル・エレーラがつぶれ、ゴール前に走り込んだマタが左足でゴール左隅に流し込み、ユナイテッドが先制。後半19分には、左サイドからラッシュフォードが左足で鋭いクロスを送るも、イブラヒモビッチが合わせることができず、一気に突き放すことはできなかった。

 同点に追いつきたいジョゼップ・グアルディオラ監督率いるシティは後半18分にMFレロイ・サネを下げてMFラヒーム・スターリング、同25分にFWノリートに代えてFWセルヒオ・アグエロをピッチに送り込む。これを見てか、ジョゼ・モウリーニョ監督は同28分に先制点を奪ったマタを下げて、MFモルガン・シュネデルランを入れ、中盤の守備を強化した。

 シティは少ないタッチでボールを回し、ユナイテッドの守備を崩しにかかる。だが、シュネデルラン投入後、守備の意識が高くなったユナイテッドから得点を奪うことができず、そのまま0-1で敗戦。シティは4回戦敗退で公式戦6試合勝利なしとなった。


●プレミアリーグ2016-17特集

TOP