beacon

美しすぎるジャンピングボレー、レアルDFナチョ・フェルナンデス「これ以上ない形」

このエントリーをはてなブックマークに追加

ボレーを叩き込んだDFナチョ・フェルナンデス

[10.26 コパ・デル・レイ4回戦第1戦 クルトゥラル・レオネッサ1-7R・マドリー]

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の4回戦第1戦が26日に行われ、クルトゥラル・レオネッサ(3部)のホームに乗り込んだレアル・マドリーが7-1で圧勝した。第2戦は11月30日にレアルのホームで行われる。

 FWクリスティアーノ・ロナウド、MFガレス・ベイル、FWカリム・ベンゼマら“BBCトリオ”に加え、多数の主力を温存したレアルだが、容赦なく7点を奪っての圧勝を飾った。
 
 なかでも5-0の後半23分にDFナチョ・フェルナンデスが決めた一撃は鮮やかなもの。MFハメス・ロドリゲスのクロスを受けて放ったジャンピングボレーはゴールネットを揺らした。

 殊勲のCBは「ハメスにパスを要求して、ジャンピングボレーで狙ったんだけど、これ以上ない形で上手くいってくれた。本当に満足している」と振り返る。クラブ公式サイトが伝えた。

「このユニフォームを身に纏って決めたゴールの全てが自分にとって本当に重要なもの。トップチームの選手として自分は真摯にこれからもサッカーに取り組んでいくし、しっかりとした守備を見せていきたいと思っている。守備が自分の一番の仕事だからね」

 下部組織出身のナチョは、ここまでのリーガでは2試合で先発するのみと、決して出場時間は長くない。それでも、主力の大半を温存したこの日のカップ戦でしっかりとアピールを果たした。

「監督はレアル・マドリーの選手層が厚いことを知っている。マドリードの選手たちは若く良いタレントを備えた選手たちで、チーム内に激しい競争があることは監督にとっては嬉しいことだし、選手層が厚いことはチームにとってとても良いことだ」

 誇らしげに自らのゴールを語る26歳は「DFがゴールを決めることはポジティブなことだし、前線の選手たちも守備のサポートをしっかりとしてくれる。つまり、チームは一つになってしっかりとした仕事をしている」とまとめた。

●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集

TOP