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残留争い新潟に試練…最終節はR・シルバ、L・シルバ、野津田抜きで広島戦

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[10.29 J1第2ステージ第16節 G大阪-新潟 吹田S]

 J1残留争いの渦中にあるアルビレックス新潟に更なる試練が襲い掛かった。敵地でガンバ大阪と対戦した新潟は、1-3で敗戦。降格圏の名古屋と勝ち点差なしのまま、最終節を迎えることになった。

 新潟にとっては最悪の事態となった。前半5分にDF西村竜馬のミスからFWアデミウソンに先制を許した新潟は、同35分にCKをFWラファエル・シルバが押し込み同点に追いつく。しかし後半15分に与えたPKをMF遠藤保仁に決められると、同アディショナルタイムにはFW呉屋大翔にJ1初ゴールを献上し、完敗を喫した。

 敗れるだけならまだしも、最悪の事態とは最終節で助っ人2人を欠くことになったことだ。まずは後半5分にFWラファエル・シルバがシミュレーションを取られて、この日2枚目のイエローカードで退場してしまう。さらに同アディショナルタイム4分には、相手に出された判定を不服としたMFレオ・シルバ岡部拓人のかざしたイエローカードを叩いてしまい、一発退場を宣告された。

 これにより両選手の出場停止が決定。さらに最終節の広島戦は、同チームから期限付き移籍中のMF野津田岳人が契約の関係で出場することが出来ない。残留争いを繰り広げるライバルたちがすべて敗れたことは救いだが、最後の最後に難題が降りかかった。


●[J1]第2ステージ第16節 スコア速報

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