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PK失敗も…C・ロナウドが今季初のハット!! 逆転勝利のレアル、絶好調モラタは公式戦4戦連発

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今季初のハットトリックを達成したレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウド

[10.29 リーガ・エスパニョーラ第10節 アラベス1-4R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラ第10節2日目が29日に行われ、前節首位に立ったレアル・マドリーアラベスのホームに乗り込んだ。前半7分に先制を許したレアルだったが、FWクリスティアーノ・ロナウドが3得点、FWアルバロ・モラタが1得点を奪って4-1の逆転勝利を収めた。

 いきなり試合を動かしたのはホームのアラベスだった。前半7分、MFビクトール・カマラサのパスから左サイドを駆け上がったDFテオ・エルナンデスが敵陣深くまでえぐると、グラウンダーのクロスをゴール前のFWデイベルソンがトラップから落ち着いて蹴り込み、スコアを1-0とした。

 しかし、前半16分にMFガレス・ベイルの蹴り出したFKがPA内のデイベルソンのハンドを誘ったとしてレアルにPKが与えられると、これをFWクリスティアーノ・ロナウドがきっちり沈めてスコアは1-1に。さらに同33分にはFWカリム・ベンゼマのパスを左サイドで受けたC・ロナウドが中央に切れ込んでPA外から右足を振り抜くと、DFズハイル・フェダルに当たってコースが変わったボールはゴールマウスに吸い込まれ、レアルが逆転に成功した。

 2-1とレアルがリードしたまま後半を迎えると、後半開始直後の同1分にはアラベスが決定機を迎える。高い位置でボールを奪うと、デイベルソンのパスを受けたカマラサが鮮やかなタッチでDFラファエル・バランをかわしてGKケイラー・ナバスとの1対1を迎えるが、シュートはナバスに阻まれて同点の好機を逃してしまう。

 すると2-1のまま進んだ後半33分、C・ロナウドがPA内でMFダニエル・トーレスのファウルを誘ってPKを獲得。レアルが追加点の好機を迎えたものの、C・ロナウド自らがキッカーを務めたPKはGKフェルナンド・パチェコにストップされてしまった。だが同39分にDFマルセロの縦パス1本で抜け出したモラタが、自身公式戦4試合連発となる鮮やかなループを沈めてリードを2点差に広げる。

 さらに後半43分には、PA内でのマルセロとのパス交換からシュートに持ち込んだC・ロナウドがネットに突き刺してハットトリックを達成。エースのクラブでの今季初ハットトリックもあり、レアルが4-1の逆転勝利を収めた。


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