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フィテッセは巧者PSVに屈する…太田は公式戦4戦ぶりの欠場

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公式戦4試合ぶりの欠場となったDF太田宏介

[10.29 エールディビジ第11節 フィテッセ 0-2 PSV]

 エールディビジは29日、第11節2日目を行い、DF太田宏介の所属するフィテッセはホームでPSVと対戦し、0-2で敗れた。ベンチスタートの太田は公式戦4試合ぶりの出番なしに終わっている。

 26日に行われたKNVB杯(オランダ国内杯)2回戦のRKC戦(4-1)で公式戦5試合ぶりの先発出場を果たした太田だったが、この日はベンチに逆戻り。リーグ戦では5試合連続でスタメンから外れた。

 強豪のPSV相手でもポゼッションサッカーを貫き、開始からボールを支配したフィテッセ。しかし、アウェーのPSVがファーストチャンスをモノにし、先制に成功した。

 前半12分、フィテッセのクリアボールを拾って攻め込むと、PA手前中央のMFバルト・ラムセラールが左前方へスルーパス。受けたFWガストン・ペレイロがPA内左で相手DFを切り返しでかわし、右足の低く速いシュートをゴール左に突き刺した。

 フィテッセは失点後にMFルイス・ベイカーのセットプレーから何度かチャンスを作るも、相手を慌てさせるまでには至らず。1点のビハインドを背負って前半を折り返した。

 後半もポゼッションでは上回るフィテッセだが、試合巧者のPSVを前になかなか得点機を生み出せない。後半22分にはロングボールの落としに反応したFWミロト・ラシカがペナルティーアーク内で右足を振り抜くも、シュートはクロスバーを直撃した。

 フィテッセは有効な手を打てずにいると、後半アディショナルタイム3分にPSVのカウンターからペレイロに2点目を奪われ、万事休す。太田の出番も最後まで訪れず、フィテッセは0-2の完封負けでリーグ戦4試合ぶりの黒星を喫した。

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