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香川、現地紙の評価が分かれる…一部では「前半はドルトムントのベストアタッカー」との評価

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 29日に行われたブンデスリーガ第9節、ドルトムントシャルケのルールダービーはスコアレスドローに終わっている。この一戦で先発出場を果たしたドルトムントMF香川真司に対するドイツメディアの評価が分かれた。

 ミッドウィークのDFBポカール2回戦、ウニオン・ベルリンとのホームマッチでは出番が訪れなかった香川だが、宿敵シャルケとの熱戦にはマリオ・ゲッツェとともにインサイドハーフの位置で先発出場。79分までのプレーで高いパス成功率を記録したが、シュートチャンスに直接絡むことはなかった。

 そんな香川に対し、地元紙『WAZ』はDFソクラティス・パパスタソプロスの「2」に次ぐ2位タイの「3」と及第点を与えている。寸評では「ボールがなかなか前方まで届けられないなか、攻撃的MFはボールを受けに何度も後方まで戻った。前半ではドルトムントのベストアタッカー」と称賛した。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

 一方、GKロマン・ビュルキのプレーに単独最高の「2.5」をつけた同じ地元紙である『ルールナハリヒテン』は香川のパフォーマンスを「4.5」と厳しく評価。MFクリスチャン・プリシッチと同じ最低タイの評価を下している。

 香川について「(ゴンサロ・)カストロが負傷し、(ラファエル・)ゲレイロがまだベストコンディションではないから次のチャンスが与えられた」と記し、「パスゲームにおいては遅さというものを“再発見”させ、競り合いも勝てなかった」と辛口評価。一方で「後半からはいくらか改善された」とも述べている。

 なお『ビルト』では香川のプレーに「4」がつけられている。同じく「4」のMFユリアン・バイグルとともにチーム最低タイの評価となった。一方、香川とバイグルを除いたドルトムントの他の選手たちは全員「3」と及第点が与えられている。

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