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[CL]マンCがバルサにリベンジ!! ギュンドガン2発&デ・ブルイネのFK弾で鮮やか逆転勝利

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FWリオネル・メッシの突破を阻むマンチェスター・シティ守備陣

[11.1 欧州CLグループリーグ第4節 マンチェスター・C3-1バルセロナ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は1日、グループリーグ第4節1日目を行い、C組ではマンチェスター・シティ(イングランド)とバルセロナ(スペイン)が対戦。前半21分に先制を許したマンチェスター・Cだったが同39分に同点に追い付くと、後半に2点を奪って3-1の逆転勝利を収めた。大敗した第3節のリベンジを果たしたマンチェスター・Cは勝ち点を7(2勝1分1敗)に伸ばし、今大会初黒星を喫したバルセロナは3勝1敗となり、勝ち点は9のままで今節での決勝トーナメント進出はならなかった。

 第3節の対戦時にカンプ・ノウで0-4の大敗を喫したマンチェスター・Cは、その試合でベンチスタートさせたFWセルヒオ・アグエロを先発起用。前半11分には右サイドを鮮やかに突破したアグエロのパスを中央で受けたMFラヒーム・スターリングが、PA内でDFサミュエル・ウンティティに倒されたように見えたものの、これはダイブの判定でスターリングが警告を受けてしまう。

 すると前半21分、FKの流れからアグエロが放ったシュートをDFハビエル・マスチェラーノがブロックすると、バルセロナが電光石火のカウンターから先制点を陥れる。こぼれ球を拾ったFWリオネル・メッシが左サイドのFWネイマールに展開。一気に前線まで運んだネイマールが中央を駆け上がるメッシにラストパスを通すと、ワンタッチでPA内に進入したメッシが左足シュートでネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 その後も攻勢を掛けるバルセロナは前半28分、ネイマールが個人技からシュートまで持ち込むも、GKウィリー・カバジェロの手に当たったボールはポストを叩いしまう。さらに同35分にはMFアンドレ・ゴメス、同36分にはFWルイス・スアレスがPA内からゴールを脅かすが、ともに相手選手にブロックされて追加点を奪うには至らなかった。

 すると、守備に回る時間が長かったマンチェスター・Cが前半39分に同点に追い付く。前線から激しくプレッシャーをかけてDFセルジ・ロベルトのパスミスを誘うと、ボールを中央で拾ったアグエロが右サイドに展開。駆け上がったスターリングのラストパスを逆サイドから走り込んだMFイルカイ・ギュンドアンがゴールを陥れ、試合を振り出しに戻した。

 1-1のまま後半を迎えると、同点に追い付いて勢いに乗るマンチェスター・Cが後半6分に逆転に成功。PA手前でボールを受けたMFダビド・シルバがMFセルヒオ・ブスケツのファウルを誘ってFKを得ると、キッカーを務めたMFケビン・デ・ブライネが鮮やかな軌道を描く直接FKを突き刺してスコアを2-1とした。

 後半20分には相手のパスミスを奪ったスアレスのラストパスからフリーになったA・ゴメスが決定機を迎えるが、左足で狙ったシュートはクロスバーを叩いてしまう。同21分にはマンチェスター・Cがカウンターから好機を迎えるが、スターリングのパスをデ・ブルイネがダイレクトで合わせたシュートはポストをかすめてゴール右に外れた。

 両チームがともに好機を創出する中、再びスコアを動かしたのはマンチェスター・Cだった。後半29分、バルセロナのCKをしのいでカウンターを発動させると、デ・ブルイネの針の穴を通すようなスルーパスでPA内に進入したMFヘスス・ナバスのクロスの流れから、最後はギュンドガンが蹴り込んでリードを2点差に広げた。その後、マンチェスター・Cに追加点は生まれなかったものの、バルセロナの反撃を許さずに3-1の逆転勝利を収めた。

 11月23日に行われる第5節でマンチェスター・CはアウェーでボルシアMG、バルセロナはアウェーでセルティックと対戦する。

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