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[CL]アーセナルが0-2からの大逆転で17年連続16強進出決める

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ヘディングでゴールを決めたFWオリビエ・ジル

[11.1 欧州CLグループリーグ第4節 ルドゴレツ2-3アーセナル]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は1日、グループリーグ第4節を行い、アーセナル(イングランド)は敵地でルドゴレツ(ブルガリア)と対戦し、3-2の逆転勝利で17年連続となる16強入りを決めた。3連勝で3勝1分の勝ち点10に伸ばし、同じく勝ち点10のパリSG(フランス)とともに2試合を残して決勝トーナメント進出が決まった。

 10月19日に行われた第3節ではルドゴレツにホームで6-0の大勝をおさめたアーセナル。この日は1トップのFWオリビエ・ジル、右サイドバックのDFカール・ジェンキンソンが今季公式戦初先発を果たし、リーグ開幕節以来の先発となったMFアーロン・ラムジーもCLは今季初出場となった。

 前半6分、左クロスからラムジーがオーバーヘッドキックでゴールを脅かしたアーセナルだが、先手を奪ったのはルドゴレツだった。前半12分、右後方からのMFバンデルソンのFKにMFジョナタン・カフーが左足で合わせ、先制点。さらに3分後の前半15分にもカウンターから追加点を奪う。ロングフィードに反応したカフーが右サイドのスペースに飛び出し、DFとの1対1から縦に仕掛けてゴール前にクロス。これにFWクラウディウ・ケセルが合わせ、2-0とリードを広げた。

 まさかの2点ビハインドとなったアーセナルはここから猛攻に出る。前半20分、FWアレクシス・サンチェスのスルーパスからMFメスト・エジルが左サイドを抜け出し、マイナスのクロス。中央のMFグラニト・ジャカが左足でゴール右隅に流し込み、1点差に詰め寄った。同42分にはラムジーの右クロスにジルがヘディングで合わせ、2-2の同点に追いついた。

 前半のうちに2点差を追いついたアーセナルは後半30分、ラムジーに代えてMFアレックス・オクスレイド・チェンバレン、同42分にはジャカに代わってMFモハメド・エルネニーを投入する。逆転ゴールを目指して最後まで攻撃の姿勢を貫くと、後半43分、ジルがカットしたボールをエルネニーが自陣から前線にロングフィード。オフサイドラインぎりぎりから飛び出したエジルは絶妙なタッチでボールを浮かせ、前に出てきたGKをかわす。そのままPA内に切れ込むと、落ち着いてDF2人もかわして左足で無人のゴールに流し込んだ。

 3-2の逆転勝利で3勝1分の勝ち点10に伸ばしたアーセナルはパリSGとともに決勝トーナメント進出が決定。リーグ戦、EFL杯を含めて公式戦15戦負けなし(12勝3分)となった。

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