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大迫の約1年半ぶりの代表復帰を喜ぶケルン首脳陣「そのためにこそサッカーをするものだ」

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 日本サッカー協会(JFA)が4日に発表したキリンチャレンジ杯のオマーン戦(11日)、ロシアW杯アジア最終予選のサウジアラビア戦(15日)に臨むメンバーに久々にFW大迫勇也が含められた。所属クラブ、ケルンの首脳陣は同選手が再び招集されたことに喜びを表している。

 ケルンとともに好調を維持している大迫。先月には今シーズン終了までで満了となっていたクラブとの契約を2020年まで延長した。また先日にはファンにより9月のMVPに選ばれ、明るいニュースが続いている中で、日本代表に復帰することが明らかになった。

 特に大陸も異なる国の代表となれば、移動などによる疲労、代表戦や練習での負傷のリスクなどを懸念し、クラブ側も複雑かもしれない。だが、今回のケルンは大迫の招集を喜んでいるようだ。ドイツ誌『キッカー』が紹介したコメントによると、ヨルク・シュマットケGM(ゼネラルマネジャー)は大迫について「ファイトし、また(代表に)戻れたことは良かった」と話したという。

「そのためにこそサッカーをするものだからね」と続けた同GMは「彼がこのような負担を乗り越えられると私は信じているよ」と同選手長が距離移動などにより調子を落とすことは心配していない様子だ。また代表に呼ばれることは「クラブでのパフォーマンスに対するご褒美とも言えるからね」との見方を述べている。

 ペーター・シュテーガー監督もまた、大迫に代表から声がかかったことをポジティブにとらえている模様。「選手にとって素晴らしいことだし、我々も喜ばしいことと考えている」と語った上で「負担については悩んだりしていないよ」と気にしていない様子をうかがわせた。5日のフランクフルト戦が終わってから大迫を代表へと気持ち良く送り出すようだ。

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