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[選手権予選]石川で波乱!鵬学園が星稜の連覇17で止めて初優勝!

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 第95回全国高校サッカー選手権石川県予選決勝が5日に行われ、大会18連覇を狙った星稜高と初優勝を目指した鵬学園高が激突。鵬学園がMF森田蓮の決勝点によって1-0で勝ち、初優勝を飾った。

 12年度の全国4強以降、13年度が全国準優勝、14年度が全国初優勝、そして昨年度も全国4強入りと4年連続で全国4強以上の成績を残していた星稜が県予選で姿を消した。立ち上がりから星稜が押し込んだが、ここで踏ん張った鵬学園は前半22分、MF千葉東泰共主将のボールキープから右サイドを抜け出したFW西川大祐がクロス。これをニアサイドで受けた森田がDFを一人外して右足でゴールヘ流し込んだ。

 後半、攻撃の迫力を増した星稜はエースFW窪田翔にボールを集めて反撃。だが鵬学園はCB竹下潤とCB能登駿平の両DFや1年生MF輪嶋拓海が跳ね返し続ける。またDFの背後に抜けたボールを1年生GK的場大輝が広範囲にカバーするなど星稜に最後まで1点を与えず。星稜の河崎護監督は「もうちょっとキチンと崩していかないと点は取れない」。1-0で勝った鵬学園が石川県高校サッカーの歴史を塗り替え、全国初出場を決めた。

(取材・文 吉田太郎)
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