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FW大迫VSリベロ長谷部の日本代表対決は長谷部に軍配

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FW大迫勇也とMF長谷部誠の日本人対決が実現

[11.5 ブンデスリーガ第10節 フランクフルト1-0ケルン]

 ブンデスリーガは5日、第10節2日目を行い、MF長谷部誠の所属するフランクフルトはホームでFW大迫勇也の所属するケルンと対戦し、1-0で競り勝った。長谷部は3バックの中央、日本代表に約1年半ぶりに復帰した大迫は2トップの一角で先発し、ともにフル出場した。

 試合はホームのフランクフルトが先手を奪う。前半5分、MFミヤト・ガチノビッチが右サイドに展開し、MFティモシー・チャンドラーがクロス。ゴール前に走り込んだガチノビッチが頭で合わせ、幸先よく先制点を奪った。

 前半24分にはCKのセカンドボールをPA手前の長谷部が右足ミドルで狙ったが、味方に当たってしまい、ゴールとはならなかった。リベロとして攻撃の組み立ての起点となりながら、守備でも最終ラインを統率。ハイボールで大迫と競り合うなど、日本人同士のマッチアップも随所に見られた。

 1点を追うケルンは後半5分、MFマルコ・ヘーガーの右クロスに大迫が頭で合わせるが、わずかにゴール左へ。決定的な場面だったが、5試合ぶりのゴールとはならなかった。終盤に入ると、大迫はトップ下気味の中盤にポジションを下げ、長谷部はボランチに。試合はそのまま1-0で逃げ切ったフランクフルトが2試合ぶりの白星を飾った。これで3試合連続の無失点となり、4戦負けなし(2勝2分)。ケルンは2試合ぶり今季2敗目を喫した。

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