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ドリンクウォーターが痛恨のパスミス…レスターがWBAに敗れ今季5敗目、岡崎は前半のみの出場

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痛恨のパスミスで決勝点を献上してしまったダニー・ドリンクウォーター

[11.6 プレミアリーグ第11節 レスター・シティ1-2WBA]

 プレミアリーグは6日、第11節を行った。FW岡崎慎司が所属するレスター・シティはホームでWBAと対戦し、1-2で敗れた。3試合連続で先発となった岡崎は、前半のみの出場に終わった。

 レスターは、2日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のコペンハーゲン戦からスタメンを5人変更。FWイスラム・スリマニやMFアンディ・キングらが先発に名を連ね、右手骨折により手術を受けたGKカスパー・シュマイケルに代わって、今夏加入のGKロン・ロバート・ツィーラーが起用された。

 レスターは序盤からボールを持たされ、持ち味のカウンターが発動する場面が少なかった。さらにラストパスの精度を欠き、前半のシュート0本。すると、クラウディオ・ラニエリ監督はハーフタイムで好調の岡崎を下げ、後半頭からFWジェイミー・バーディを入れた。

 しかし、先制したのはWBAだった。後半7分、右サイドのMFマット・フィリップスがGKとDFの間に絶妙なクロスを送ると、MFジェームズ・モリソンがヘッドで押し込み、スコアを動かした。だが、レスターもすぐさま同点に追いつく。同10分、スリマニがサイドチェンジからゴール前に走り込むと、MFリヤド・マフレズが右サイドから上げたクロスをスリマニが頭で合わせ、1-1と試合を振り出しに戻した。

 さらにレスターは後半15分、DFクリスティアン・フクスの左CKからDFロベルト・フートが相手に競り勝ち、ヘディングシュートを放つ。決まったかと思われたが、ライン上でフィリップスにクリアされ、逆転とはならなかった。すると、同27分にまさかのミスからWBAに勝ち越しを許した。MFダニー・ドリンクウォーターのバックパスがパスミスとなり、これを見逃さなかったフィリップスが裏に抜け出して冷静にGKとの1対1を制し、WBAが2-1とした。

 再び追う展開となったレスターは後半35分、マフレズが右サイド深くまでえぐり、右足でクロスを上げるとゴール前に走り込んだMFアンディ・キングが頭で合わせるも、GKベン・フォスターの正面。同42分にはフートを下げて、FWレオナルド・ウジョアを入れたが、同点に追いつくことができず、1-2で今季5敗目を喫した。


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