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“共闘”叶わなかった久保との再会…浅野「一人の良いライバルとして見ている」

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ゴールという結果を追い求める日本代表FW浅野拓磨

 リオデジャネイロ五輪で同じピッチに立つはずだった。ともにリオ五輪代表に選出されていたFW浅野拓磨(シュツットガルト)とFW久保裕也(ヤングボーイズ)。しかし、久保が所属クラブの事情もあって直前で登録メンバーを外れ、“共闘”することは叶わなかった。

 あれから3か月。2人はA代表で再会を果たすことになった。リオ五輪代表当時もチームメイトでありながらも、ポジションを争うライバルだった2人の関係はA代表でも変わらない。浅野は2人で競い合いながら成長し、チーム力を高めていきたいと話した。

「久保くんは仲間だけど、正直一人の良いライバルとして見ている。お互い負けないように切磋琢磨していきたいし、上には超えていかなければいけない選手がたくさんいるので、2人でドンドン底上げしていきたい」

 試合に出場するためには久保だけでなく、FW岡崎慎司(レスター・シティ)、FW大迫勇也(ケルン)とのポジション争いを制さなければならない。「ここでは毎回毎回が競争で、結果を残す選手が生き残れる場」。ゴールという結果を求めてA代表に生き残り続け、定位置奪取を狙う。

(取材・文 折戸岳彦)

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