beacon

グリエーズマンもいい加減うんざり「僕はアンチ・ベンゼマじゃない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWカリム・ベンゼマとの不仲を否定したFWアントワーヌ・グリーズマン

 アトレティコ・マドリーのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンレアル・マドリーFWカリム・ベンゼマへの批判に対して釘を刺した。スペイン『アス』が伝えている。

 ベンゼマは昨年11月、代表チームの同僚だったMFマシュー・バルブエナをセックステープで恐喝した疑いで逮捕・起訴されていた。フランスサッカー連盟はこの事件を受け、ベンゼマの無罪が証明されるまでは代表招集を無期限で見送ることを決定。フランスで行われた今夏のEURO2016でも招集することはなかった。

 このベンゼマの代表追放以降、チームのゴールゲッターとして頭角を現したのがグリエーズマンだった。EURO2016では6ゴール2アシストの活躍でフランスの準優勝に貢献し、大会MVPを受賞。来年1月に発表される『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ』の候補者23選手にも選出されている。

 同紙によると、グリエーズマンは木曜に発行される『ル・フィガロ』のインタビューでベンゼマについて言及。彼に対する批判にはうんざりしている様子だ。

「僕がアンチ・ベンゼマとして見られているのは不愉快だよ」

「そういうのは好きじゃない。(周りは)彼のことを本当に酷い人物のように伝えている。ベンゼマは偉大な選手だよ。彼と同じチームでプレーできて嬉しかった。僕らはすぐに仲良くなったんだ」

「誰を選ぶかは(ディディエ・)デシャン監督次第だ。彼が戻ってくるかどうかもね」

 また、グリエーズマンがベンゼマを擁護したのはこれが初めてではないという。先月も『ル・モンド』に対して「彼は付き合いやすい人物だ。ピッチ上でもピッチの外でも一緒につるんでいるよ。彼がいなくなってフランス代表も悲しんでいる」と心情を吐露。グリエーズマンはベンゼマの代表復帰を望んでいる。

●ロシアW杯欧州予選特集
●ロシアW杯各大陸予選一覧

TOP