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「アンチ・ベンゼマ」と称されて不快感示すグリエーズマン、レアルFWへの敬意変わらず

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フランス代表のFWアントワーヌ・グリーズマン

 アトレティコ・マドリーとフランス代表でエースの座を確立したFWアントワーヌ・グリーズマンだが、依然としてレアル・マドリーFWカリム・ベンゼマに敬意を表している。

 ベンゼマは「セックステープ」をもとにリヨンMFマシュー・バルブエナを恐喝した疑いがかけられている。これに関する裁判は現在も続いており、ディディエ・デシャン監督は事件発覚以降ベンゼマとバルブエナを一度もフランス代表に招集していない。

 その間、フランスに救世主として現れたのがグリエーズマンだ。グリエズマンは長らくフランス代表で10番を背負っていたベンゼマに代わり、代表戦で得点を量産。ユーロ2016では6得点を挙げ、大会得点王とMVPのダブル受賞を果たした。

 一連の活躍で、フランス国内ではグリエーズマンを“アンチ・ベンゼマ(ベンゼマ不在時の対応策)”と称する声があがった。しかしグリエーズマンは母国メディア『フィガロ』でベンゼマへのリスペクトを示している。

「僕が『アンチ・ベンゼマ』と呼ばれているのは、少し不快だ。ひどい人間について話しているみたいだからね」

「ベンゼマは偉大な選手だ。彼と一緒にプレーするのは、大きな喜びだった。彼とは簡単に理解し合えていたよ。僕は右サイドでプレーしていて、いつも彼とパスを交換するために中央に切り込んでいたんだ」

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