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柿谷が5か月ぶり先発復帰、C大阪は2連勝で2年連続4位確定

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[11.12 J2第41節 東京V1-2C大阪 味スタ]

 セレッソ大阪は敵地で東京ヴェルディに2-1で勝利し、4位を確定させた。前節終了時点で自動昇格の可能性はなくなり、2年連続でJ1昇格プレーオフに出場することが決まっていたC大阪。2連勝で勝ち点を75に伸ばし、最終節を残して2年連続の4位が確定した。

 背番号8が先発のピッチに帰ってきた。前節・愛媛戦(1-0)に後半36分から途中出場し、6月8日の長崎戦(2-1)以来、約5か月ぶりの復帰を果たしたFW柿谷曜一朗がその長崎戦以来となる先発出場。フル出場で勝利に貢献し、昇格プレーオフを前にエースが待望のカムバックを果たした。

 開始早々の前半1分、C大阪は細かくパスをつなぎ、柿谷を経由して最後はMF清原翔平の落としたボールをMFソウザが右足でミドルシュート。強烈な一撃はGKの手を弾いてゴールに吸い込まれ、幸先良く先制に成功した。前半27分には柿谷がPA手前から左足でシュートを打ったが、相手に当たってしまい、枠を捉えられなかった。

 0ー1で前半を折り返すと、東京Vが徐々に攻撃のリズムをつかみ、後半8分にはMF高木善朗が倒されてFKを獲得。しかし、高木善が自ら右足で狙ったキックはGK丹野研太に阻まれ、同12分、MF安西幸輝の右足ミドルもGKに右手1本で弾き出された。

 するとC大阪は後半29分、FW杉本健勇がPA左手前から右足でクロス。ゴール前に走り込んだ途中出場のFW田代有三がトラップから左足で叩き込み、2-0とリードを広げた。2点を追う展開となった東京Vは後半38分から今季限りでの現役引退を表明した45歳のMF永井秀樹が途中出場。後半アディショナルタイムにMF澤井直人がFW高木大輔とのワンツーで1点を返したが、反撃もここまでだった。

 後半アディショナルタイム5分には柿谷がファウルを受けた際に右足首を痛め、ピッチに倒れ込んだ。故障の再発が心配されたが、そのままプレー続行。足を引きずる素振りを見せながらも最後までピッチに立った。

●[J2]第41節 スコア速報

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