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バロテッリ、ユベントス移籍の可能性があったことを告白…代表招集には「もっと頑張らないと」

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ユベントス移籍の可能性があったことを告白したマリオ・バロテッリ

 フランスでゴールを量産し復活を遂げたFWマリオ・バロテッリ。所属クラブのニースはリーグ・アンで首位と好調だ。現在、イタリア代表には招集されていないが、代表入りへの兆しが見えてきた。

 イタリアメディア『Premium Sport』のインタビューを受けた「スーペルマリオ」ことバロテッリは、フランスリーグで優勝できたら、どのように祝うかを問われると、「ヘリコプターでニース上空を飛びたい」と驚きの願望を明かした。

 15日はサンシーロでイタリア対ドイツの一戦を観戦した。「いつもアズーリ(イタリア代表の愛称)を応援している。(ジャンピエロ・)ベントゥーラがいつか俺を招集してくれたら、俺なりのプレーを見せたい」とコメントを残した。

 続いてミラン移籍の裏事情を明かした。

「ミランへの移籍が決まる前、ユベントスへ行くはずだったんだ。契約目前だったがいろいろあって移籍は破談になった。(シニシャ・)ミハイロビッチが言っていたけど、昨シーズンはフィジカルコンディションの問題で思うようにプレーできなかったというのは事実だ」

 バロテッリにはナポリ移籍の噂が流れたこともあった。

「俺の娘ピアもナポリに住んでいるから大好きな街だ。だけど今はイタリアに戻ることは考えていない。ニースでのプレーに集中したい」

 イタリアメディア『Sky Sport』にはバロテッリは自身のポテンシャルについて述べた。

「調子がよければどのチームでもレギュラーになれる。俺が代表に今呼ばれていないという事は、もっと努力しなければいけないということだと思う。ドイツ戦には1人のファンとして見に行った。代表に呼ばれなかったのは、ベントゥーラ監督なりの理由があるからで、気にしていない」

「しっかり練習しているし、クラブで集中していきたい。もし召集されたら嬉しいけど、今回は仕方なかった。俺よりも調子の良い選手が呼ばれているということ」

 今週末のミラノダービーについて、バロテッリはミランの勝利を望んでいるとはいえ、見どころのある試合を心待ちにしているようだ。

「最高の試合を期待している。それでミランが勝てばもっと嬉しい。インテルで過ごした期間も俺にとって大切だったけど、俺の心にあるのはいつもミランだ。今のミランは若手選手が沢山いて、面白いサッカーをしているから好きだ。監督も素晴らしいし、リーグ戦で3位だ。誰がカギになるか? (ジャンルイジ・)ドンナルンマや(マヌエル・)ロカテッリが活躍するといいね。インテルのキープレーヤーは(マウロ・)イカルディになると思う」

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