beacon

J2降格の名古屋、新監督候補にル・グエン氏と風間八宏氏

このエントリーをはてなブックマークに追加

名古屋の次期監督候補に挙がる風間八宏氏とポール・ル・グエン氏

 クラブ史上初のJ2降格が決まった名古屋グランパスが新監督候補として元カメルーン代表監督のポール・ル・グエン氏(52)、今季限りで川崎Fを退任する風間八宏監督(55)をリストアップしていることが関係者の話で分かった。

 フランス人のル・グエン氏は10年南アフリカW杯でカメルーン代表を率い、日本代表とも対戦しているが、交渉は難航。一方で風間氏側にも水面下で打診しており、クラブ内部では受け入れ態勢を進めているという。クラブはすでにベテランのDF田中マルクス闘莉王、DF竹内彬、MF明神智和、MF小川佳純らの退団を発表しており、新監督の意向を汲んだ新戦力をそろえる用意もあるようだ。

 名古屋は今季、現場での指導経験がないクラブOBの小倉隆史監督にチームを託したが、シーズン序盤から低迷。残り8節となったタイミングで監督交代を決断し、ジュロヴスキーコーチを昇格させてチームの立て直しを図ったが、急場しのぎは続かず、クラブ史上初となるJ2降格が決まった。今月6日にはジュロヴスキー監督の退任を発表。後任人事に着手している。

TOP