ヘルタ・ベルリンを率いるパル・ダルダイ監督は、FW原口元気の代表での活躍ぶりを喜んでいるようだ。ドイツ誌『キッカー』がハンガリー人指揮官のコメントを伝えた。

　原口は15日に行われたW杯アジア最終予選第5戦、サウジアラビアとの対決で決勝弾となったチーム2点目を決めた。同予選で4試合連続となる得点をマークした同選手は、日本代表にすっかり欠かせない存在となっている。

　その一方で、クラブでは好パフォーマンスを見せながらも、今シーズンは第10節消化時点でまだゴールを決めていない。ダルダイ監督はそのギャップについて、「彼にはそれについて文句を言ったよ。我々のためにも決めてほしいとね」と冗談を交えながら話し、「いや、それはジョーク。我々は彼を誇りに思っているよ。すべてOKだ」とのコメントを残した。

　ヘルタは19日に行われる第11節で敵地にてアウクスブルクと対戦。ダルダイ監督は、今回のインタナショナルウィークでは「原口元気、(コートジボワール代表FW)サロモン・カルー、(アメリカ代表DF)ジョン・ブルックスが長距離移動をし、たくさんプレーした」とコメントした。監督は3選手のアウクスブルク戦での起用について、まだ決断を下していないようだ。

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