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最下位脱出への劇薬! HSVが酒井高を新主将に任命

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ハンブルガーSVの新キャプテンに就任したDF酒井高徳

 ハンブルガーSVは17日、キャプテンをDFヨハン・ジュルーから日本代表DF酒井高徳に交代したことをクラブ公式サイトで発表した。

 ハンブルガーSVはブンデスリーガ第10節を終え、2分8敗で最下位に低迷。9月には成績不振によりブルーノ・ラッパディア前監督が解任され、マルクス・ギスドル監督が新たに指揮を執っていたが、依然として未勝利と苦しい状況が続いている。

 ギスドル監督はキャプテン交代の意図を「チームには変化や刺激が必要だった」と説明。新キャプテンの酒井に関しては「高徳は現状で必要とされる全てを兼ね備えた選手だ。彼は強いメンタリティーを持ち、倒れるまでチームのためにハードワークし続ける」とプレー面を称賛しつつ、「彼はオープンな性格で積極的にコミュニケーションを取ろうとするし、誠実さもある。みんなの模範になれる素晴らしいプロ意識を持ち、キャプテンとしてピッタリの人材だと思っているよ」と人間性も高く評価し、チームの先頭に立てる資質があることを強調した。

 移籍2年目で大役を任された酒井は「ハンブルガーSVのキャプテンとしてフィールドに立てるのは、とても大きな名誉です。この期待に応えられるように全力を尽くします。チーム一丸となってプレーし、勝ち点を重ねることで、現状を変えていきたいです」と意気込みを語っている。

 また、酒井にキャプテンマークを譲る形となったジュルーも今回の決定を受け入れるとコメント。「高徳が主将を務めることに異論はない。新しい力がいい変化をもたらすこともあるし、この機会を利用するべきだ。彼ならうまくやってくれるだろう」と25歳の新リーダーに期待を寄せた。

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