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ドルトムントがバイエルンに今季初黒星つける3季ぶり勝利!!1部初参戦ライプツィヒが首位に

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先制点を喜ぶMFマリオ・ゲッツェ

[11.19 ブンデスリーガ第11節 ドルトムント1-0バイエルン]

 ブンデスリーガは19日、第11節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはホームでバイエルンと対戦し、1-0で競り勝った。リーグ戦でバイエルンを下すのは14年4月12日の対戦以来、3シーズンぶり。ホームでの勝利は12年4月11日以来、実に5シーズンぶりとなった。前節は右足首痛の影響で欠場した香川も2試合ぶりのベンチ入りを果たしたが、出場機会はなかった。

 ホームのドルトムントがまず先手を取った。前半11分、右クロスのセカンドボールをつなぎ、DFウカシュ・ピシュチェクから縦パスを受けたMFマリオ・ゲッツェがPA内右で縦に仕掛け、グラウンダーのクロス。これをFWピエール・エメリク・オーバメヤンがスライディングしながら左足で流し込み、先制点を奪った。

 今季通算12ゴール目となったオーバメヤンは前半20分にも右サイドをドリブルで突破。クロスにMFアンドレ・シュールレが右足ボレーで合わせたが、GKマヌエル・ノイアーの正面を突いた。

 1点を追うバイエルンも前半32分、MFシャビ・アロンソのFKにDFマッツ・フンメルスが頭で合わせるが、GKロマン・ビュルキがキャッチ。同40分にはシャビ・アロンソの縦パスに走り込んだDFフィリップ・ラームがゴールラインぎりぎりから折り返し、MFチアゴ・アルカンタラが右足ボレーで合わせたが、大きく枠を外れた。

 1点ビハインドで折り返した後半、徐々にバイエルンが攻勢を強める。後半10分、FWトーマス・ミュラーの右クロスをMFフランク・リベリが右足ヒールで流し込むが、オフサイドの判定。同16分にはシャビ・アロンソの左足ミドルがクロスバーを直撃した。

 後半23分、シュールレに代えてDFエリック・ドゥルムを投入したドルトムントにも追加点のチャンスはあった。後半26分、シャビ・アロンソのバックパスをカットしたオーバメヤンがドリブルで持ち込み、GKと1対1の絶好機を迎えたが、左足のシュートはコースが甘く、ノイアーに弾かれた。

 1-0のまま試合を進めるドルトムントは後半32分、ゲッツェに代えてMFゴンサロ・カストロ、同43分にDFマルセル・シュメルツァーに代えてMFクリスティアン・プリシッチを投入し、交代カードを使い切る。そのまま最後までバイエルンの反撃を跳ね返し、1-0の完封勝利。2連勝で勝ち点を21に伸ばし、バイエルンに3差に迫った。一方、バイエルンは今季11戦目で初黒星。1部初参戦のライプツィヒに首位の座を明け渡し、2位に後退した。

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