beacon

首位リバプールがサウサンプトンを圧倒するもスコアレスドロー…シティに並ばれる

このエントリーをはてなブックマークに追加

リバプールは決定機をモノにできなかった

[11.19 プレミアリーグ第12節 サウサンプトン0-0リバプール]

 プレミアリーグは19日、第12節を行った。リバプールは敵地でDF吉田麻也が所属するサウサンプトンと対戦し、0-0で引き分けた。吉田は公式戦3試合ぶりのベンチスタート。最後まで出番はなかった。

 6日に行われた第11節ワトフォード戦で6-1と大勝し、単独首位に立ったリバプール。その試合から2人を入れ替え、DFデヤン・ロブレンとMFジョルジニオ・ワイナルドゥムが先発起用された。なお、15日に行われたスペイン代表との国際親善試合で負傷交代したイングランド代表MFアダム・ララーナはベンチ外となっている。

 近年、ララナやロブレン、DFナサニエル・クライン、MFサディオ・マネとサウサンプトンから多くの選手を引き抜いているリバプール。前半28分、右からクライン入れたクロスは相手DFにカットされるも、こぼれ球をワイナルドゥムが左に叩いてマネが右足ダイレクトシュート。これはGKフレイザー・フォスターのセーブに遭い、同40分には鮮やかなパスワークからマネが裏に抜け出したが、懸命に戻ったDFフィルヒル・ファン・ダイクのスライディングに阻まれ、前半はスコアレスに終わった。

 後半もリバプールが主導権を握る。サウサンプトンも後半13分に、相手にミスからDFセドリック・ソアレスのクロスをFWチャーリー・オースティンがヘッドも枠を外れ、チャンスを逃す。すると、雨脚が強くなるとともに、リバプールの攻撃も圧力を増していく。同19分、右サイドのFWロベルト・フィルミーノが中央にパスを送ると、マネがスルーし、フリーのMFエムレ・カンにつながる。カンがPA手前から左足を振り抜いたが、ゴール右に外れた。

 後半21分にはリバプールに決定機。MFコウチーニョのスルーパスに反応したフィルミーノがGKと1対1の場面を作ったが、右足シュートは左にそれてしまう。同35分には、途中出場のFWダニエル・スターリッジがPA左からクロスを送ると、ゴール前に勢いよく走り込んだクラインが頭で合わせるも枠に飛ばず。同37分のフィルミーノのシュートもGKフォスターに防がれ、そのままタイムアップ。リバプールが圧倒していたものの、スコアレスドローに終わり、連勝は3でストップし、マンチェスター・シティに勝ち点27で並ばれた。


●プレミアリーグ2016-17特集

TOP