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大分、5連勝フィニッシュでJ3優勝&1年でのJ2復帰決める!!

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大分トリニータがJ3優勝で1年でのJ2復帰を決めた

[11.20 J3第30節 鳥取2-4大分 とりスタ]

 大分トリニータがJ3優勝と1年でのJ2復帰を決めた。J3最終節となる第30節が20日、各地で行われ、首位の大分はアウェーでガイナーレ鳥取と対戦。4-2で勝利し、5連勝で勝ち点を61に伸ばすと、前節終了時点で勝ち点で並んでいた2位栃木が引き分けに終わったため、J3優勝&J2自動昇格が決まった。

 大分は前半27分、左サイドでキープしたMF松本怜が戻したボールをDF山口真司がワンタッチでクロス。これをFW三平和司が豪快な右足ボレーで蹴り込み、先制点を奪った。1点リードで折り返した後半開始早々の1分にはMF清本拓己のスルーパスからPA内右に走り込んだMF八反田康平が折り返し、ゴール前に飛び込んだ三平が再びゴール。2-0とリードを広げた。

 後半10分には鳥取FWフェルナンジーニョの個人技から1点を返された大分だが、直後に下部組織出身でルーキーのDF岩田智輝がプロ初ゴールとなる追加点を決め、再び3-1と突き放した。J2復帰に大きく前進する大分は後半18分にもMF松本昌也の右クロスをDF鈴木義宜が右足で流し込み、4-1。同28分、鳥取MF山本蓮のミドルシュートで2失点目を喫したが、その後は落ち着いた試合運びで時計を進め、4-2でタイムアップを迎えた。

 MF清武弘嗣、GK西川周作、DF森重真人、MF金崎夢生らを擁した08年にはJ1で4位に入り、ナビスコ杯優勝でクラブ史上初のタイトルを獲得するなど旋風を巻き起こした大分だが、09年に経営危機が表面化。J2降格が決まると、主力の多くを放出し、10年から3シーズンをJ2で戦った。12年のJ2で6位に入り、昇格プレーオフを制して4年ぶりのJ1復帰を果たすが、1年で降格。昨季はJ2で21位に終わり、J2・J3入れ替え戦で町田に敗れてJ1経験クラブとして初のJ3降格が決まったが、片野坂知宏新監督を迎えた今季、19勝4分7敗の成績で見事にJ3を制し、1年でのJ2復帰を果たした。

●[J3]第30節 スコア速報

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