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新スタ完成間近の北九州、山形に完封負けでJ3降格が決定

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[11.20 J2第42節 山形3-0北九州 NDスタ]

 J2リーグは20日、今季最終節が行われ、ギラヴァンツ北九州は敵地でモンテディオ山形と対戦し、0-3で敗れた。これにより、来年3月に新スタジアム完成の北九州のJ3降格が決まった。

 序盤は山形が主導権を握った。だが、なかなか先制点を挙げられないでいると、徐々に流れは北九州に傾く。北九州は、前半44分に左サイドからDF川島大地がダイレクトでFW小松塁にクロスを入れるなど、小松をターゲットに攻め込んだが、前半のうちに先制点を決めることはできなかった。

 すると、後半の立ち上がりに山形が均衡を破った。同4分、右サイドからDF宇佐美宏和がグラウンダーのクロスを供給。GKとDFの間を抜けたボールがゴール前に走り込んだMFディエゴにピッタリ合い、ディエゴが左足で冷静に流し込んだ。さらに山形は同14分、MF山田拓巳のフィードをPA左のFW大黒将志が絶妙なトラップでボールを足もとにおさめ、2タッチ目で相手をかわしてシュートコースを作り、右足を振り抜く。これがニアに抜き、2-0とリードを広げた。

 反撃に出る北九州。後半33分に絶好の位置でFKを獲得し、川島が左足でコースを狙ったシュートを放つ。決まったかと思われたが、ボールは無情にもクロスバーを直撃。すると、同36分に山形の大黒が飛び出したGK阿部伸行をあざ笑うかのようなループシュートを決め、3-0でタイムアップ。勝ち点38で並んでいた最下位・金沢が勝ち点を『39』に伸ばしたため、北九州が最下位に転落。J3降格が決まった。

●[J2]第42節 スコア速報

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