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代表帰りの浅野は途中出場、シュツットガルトはドローで首位浮上逃す

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シュツットガルトの連勝は3で止まり、首位浮上を逃した

[11.20 ブンデスリーガ2部第13節 ウニオン・ベルリン1-1シュツットガルト]

 ブンデスリーガ2部は20日、第13節を行い、FW浅野拓磨とMF細貝萌の所属するシュツットガルトは敵地でウニオン・ベルリンと対戦し、1ー1で引き分けた。右足小指骨折から回復し、練習には合流していた細貝だが、4試合連続のベンチ外。代表帰りの浅野は4試合ぶりのベンチスタートで、後半26分から途中出場した。

 シュツットガルトは前半3分、MFクリスティアン・ゲントナーのボール奪取から右サイドのDFフロリアン・クラインが縦にスルーパス。これに反応したMFカルロス・マネがダイレクトで中央のゲントナーにつなぐと、PA内でゲントナーから横パスを受けたFWシモン・テロッデが鋭い切り返しでDFをかわし、左足に持ち替えて先制点を叩き込んだ。

 前節のビーレフェルト戦(3-1)でハットトリックを達成したエースの3試合連続ゴールで前半を1点リードで折り返すと、後半もシュツットガルトが主導権を握る。テロッデやマネが立て続けにシュートを放ち、後半6分にはテロッデが相手を引き付けてPA内左のMFベルカイ・オズジャンにスルーパス。抜け出したオズジャンが右足を振り抜いたが、シュートは枠を捉えられなかった。

 劣勢のウニオン・ベルリンだったが、後半15分、ワンチャンスを生かして同点に追いついた。左後方からのロングフィードに対し、シュツットガルトGKミッチェル・ランゲラクが味方DFとかぶると、パンチングでのクリアが小さくなり、こぼれ球をFWシュテフェン・スクルツィブスキが右足ダイレクトボレーで蹴り込んだ。

 1-1に追いつかれたシュツットガルトは後半27分から浅野を投入。マネに代わって3トップの右に入り、同28分にはテロッデのパスに反応してPA内に進入したが、トラップが大きくなり、シュートは打ち切れなかった。直後の右CKではファーサイドに抜けてきたボールを胸トラップからシュートを放つが、DFがブロック。チームとしても最後まで勝ち越しゴールを奪うことができなかった。

 前節終了時点で首位に立っていたブラウンシュバイクが引き分けたため、2位シュツットガルトは勝てば首位浮上となるチャンスだったが、1-1のドローで連勝も3でストップ。首位奪取はならず、ブラウンシュバイクと勝ち点1差の2位のまま変わらなかった。

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