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スソが「ミラノダービーでドッピエッタを決めたら歩いて帰る」の公約破り波紋

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ミラノダービーで2得点を挙げる活躍を見せたFWスソ

 ミラノで20日、セリエA第13節のミラン対インテル戦(2-2)が行われた。この試合で2得点を挙げる活躍を見せたFWスソだが、試合前に行ったという“公約”が波紋を広げている。スソはイタリア紙『ジョルナーレ』に「ドッピエッタ(1試合で2得点)を決めたら帰宅は徒歩」と約束していたという。

 インテルとのミラノダービーに先発してドッピエッタを決める大活躍を見せたスソは、試合前にミラノダービーへの意気込みを語っていた。

「もしダービーでドッピエッタを決めたら、ミラネッロ近くにある自宅まで歩いて帰る。サンシーロで初ゴールを決めたい気持ちはあるが、インテル戦ではまず勝利することが重要になる」

 ミラノのサンシーロからミラネッロまでは約45キロ離れており、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』は「フルマラソン並みの距離があり、(ビンチェンツォ・)モンテッラ監督がミランの宝を消耗させることに同意するかは疑問だが、スソならきっとできる」と報じていた。

 しかし、イタリアメディアが公約実行を求める中、スソ本人が『Sky Sport』のインタビューに応じ、「僕が約束したのは勝った場合についてだ。あのインタビューは一部切り取られていた」と公約の一部を否定した。

 もっとも、ファンにとってはスソがピッチ外で消耗するより、しっかりと静養して次の試合で結果を出してくれる方が好ましいはず。メディアの追求に共感するミラニスタは少数派に違いない。

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