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サウジ戦、日本代表選手評

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(写真説明)9月3日、2007アジアカップ予選vsサウジアラビア戦で敗北を喫し、うなだれてピッチを後にする日本代表の面々

<選手評価>

川口
「オシムの指示もあるのか、展開をはやくする意識が強すぎるのか、ボールを早くリリースするのがかえってチームのリズムをアタフタしたものに。経験不足の若い選手が冷静なプレーができない原因を作っていたように思う。年長者として若い選手を落ち着かせるコーチングが欲しかった」

佐藤寿人
「羽生と同じでアウェーでは、効かなかった。経験不足の一言。まだコミュニケーションがとれないチームの課題」


「経験不足から疲労からかまったくいいところがない。後半ようやく惜しいシーンが。足の故障から後半我那覇に交代。これも経験不足の一言。当分彼は代表では悩みの時期に入るだろう」

田中達
「前半から間延びした状況を打破するために下がりドリブルの切り替えしを試みる。決定的なチャンスを決めきれない悪い癖は相変わらず。これを解決することはでいないものか? 後半佐藤寿人に交代。課題を残す結果。田中達がもっともゴールの可能性がある経験者であったにもかかわらず……」

遠藤
「サイドに開いて田中達がドリブルそしてセンターからの彼のシュートに惜しいシーンがあったがこのチームでは決めなくてはいけない立場。子供病とオシムが言うこのチームの経験不足の若い選手を落ち着かせるのは、遠藤と三都主のプレーが大事だったと思う。前線を孤立させる原因をプレスで解決するのではなく下がって解決するのがいけない」

羽生
「ロスタイムのシュートは惜しかった。これもオシムの言うチャンスをモノにできないことの例になるのだろう。彼のスパイスがアウェーでは効かなかった」

三都主
「かろうじてクロスをあげる。遠藤と同じように力はあるがプレーが停滞する原因を作っていた。前に鋭く走るシーンがなかった」

駒野
「おっかなびっくり。国際試合の大舞台での経験不足ということか」

加地
「前半は相手に押し込まれなかなか前へのボール運びができない。ジーコ時代のクセか反対側のサイドが上がっているときにどうしても後ろをケアするので前への動きにならない。後半からスリーバックになり加地が上がるプレーが増えた」

阿部
「クリアの危なさといい、失点のシーンといいディフェンス力に大きな課題。後半から最終ラインに下がった。後半28分に失点は、闘莉王をひっぱられてその後に一人で防げない課題が」

鈴木啓太
「闘莉王とのバランスは、いいとして。中盤からボールを前に送ることができないパスセンスのなさに課題。自陣に入っての守りで相手をフリーにしてしまうことから失点も生まれた。とにかく中途半端だった」

闘莉王
「前に上がるタイミングが他の選手とまったくあっていない。これは本人だけの問題ではないがこのチーム全体の大きな課題」

坪井
「大事には至らなかったが決定的な状況になる可能性のミスがあった。安定性のあるディフェンスになるあと少しの努力が必要だろう。コンパクトにディフェンスをできない原因は最終ラインの統率力のなさにある」

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