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いわきFCのハード面の整備着々…大型人工芝グラウンドが完成!初のファンクラブイベント開催

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ファンクラブイベントを開催したいわきFC

 将来的なJリーグへの参入を目指し、来季は福島県社会人リーグ1部を戦ういわきFCの練習場になる人工芝グラウンドの「いわきFCフィールド」が完成した。20日にはオープニングイベントが行われ、いわきFC初代ファンクラブイベント「いわきFCフェス」などが実施された。

 いわきFCフィールドは株式会社ドームが福島県いわき市内にあるドームいわきベース内に建設したもので、総面積は1万3000㎡。サッカーコート1面とフットサルコート2面が整備されている。人工芝のフィールドは、約80%がココナッツヤシやコルクなどの天然素材で構成されており、人と地球にやさしい、環境に配慮したものとなっている。選手らからも「滑りがいい」「広くてやりやすい」と好評だ。

 また「いわきFCフィールド」の横には、クラブハウスが併設される。現在建設中で、17年4月の完成を予定しており、ハード面の整備も前例をみないほどのスピードで進んでいる。

 開場式の後に行われたファンクラブイベントの「いわきFCフェス」には約500人が集まった。いわきFCの選手とのPK対決やフットサル対決が実施されたほか、スナックゴルフのブースも設けられた。最後にサイン入りユニフォームの抽選会が行われ、選手らが煽るように番号を読み上げると、大いに盛り上がりをみせていた。

 ファンクラブイベントを見守った大倉智社長は「サッカーチームとして11人を揃えるところから始めて、今年2月の始動から9か月で1000人を超えるファンクラブ会員を集めるまでになった。激動の9か月だったが、今ではいわきで誰もが知る存在になれたと思う」と感慨深げだった。

(取材・文 児玉幸洋)

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