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トゥヘル、CL戦に向けてローテーションを示唆…ロイスが遂に実戦復帰?

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CLに向けてローテーションを示唆するトーマス・トゥヘル

 ドルトムントは22日のチャンピオンズリーグ(CL)グループF第5節でレギア・ワルシャワをホームに迎える。監督は復調気味の相手を警戒しつつ、多少のローテーションを組む可能性を示唆した。

 ドルトムントはレギアとの1戦目は6-0と大勝。だがポーランド王者はその後、レアル・マドリーと3-3で引き分けるなど、シーズン序盤とは別の顔を見せているようだ。前日会見でトゥヘル監督は次のように語っている。

「最初の対戦以来、彼らには大きな変化があった。監督を交代し、結果もついてきている。(国内リーグでは)連勝して、10位から3位に上がってきたようだ。なので、以前対戦したときに比べて、まるで別の相手を予想する。自信に満ちた相手となるだけに、我々は6-0で勝ったことを忘れて、今回の試合にトップゲームとして臨んでいかなければいけない」

 一方で、ドルトムントは週末のブンデスリーガでバイエルンを1-0で下したところ。トゥヘル監督は中2日で次の試合を戦う過密日程をある意味で歓迎しているようだ。

「すぐにまた試合があるのは良いかもしれない。誰も浮かれたりする時間がないからね。いずれにしても(CLでの)状況については分かっている。我々は決勝トーナメントへの進出を決めており、ローテーションを組み、フレッシュな選手を起用する権利を得たんだ。勝ち点がまだ足りない状況であっても、そうしたかもしれないけどね」

「首位で次のラウンドに進みたいか? 1位は他のグループの2位と組み合わせられることは把握している。だが、実際に2位の方が楽とは言い切れないはずだ。我々がグループステージを1位で終えても、他は我々のことをレアルより簡単な相手だと思うかもしれない。だが、そんなことを考えても仕方ない」

 バイエルン戦での実戦復帰が叶わなかったMFマルコ・ロイスについてトゥヘル監督は「現時点で彼はメンバーに入れるだろう」と示唆。「明日の最終調整に彼を迎えられることを期待している」と続け、プレーする可能性が高いようだ。

 また同監督は風邪を引いたDFマルセル・シュメルツァーやバイエルン戦後痛みを訴えていたDFエリック・ドゥルムらに関しては「まだ様子を見なければいけない」とコメント。DFラファエル・ゲレイロの状態については「おそらく間に合わない」と認めた。ドルトムントはそのほか長期離脱中のDFスベン・ベンダーやGKロマン・ビュルキ、リハビリ中のDFネベン・スボティッチが欠場することになる。

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