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[CL]岡崎がCL初先発で初ゴール! 初参戦レスターが無敗でGL首位通過

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岡崎慎司の先制点がレスターが勝利し、グループリーグ突破を決めた

[11.22 欧州CLグループリーグ第5節 レスター・シティ2-1クラブ・ブルージュ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は22日、グループリーグ第5節1日目を行った。キング・パワー・スタジアムでは、G組のFW岡崎慎司が所属するレスター・シティ(イングランド)とクラブ・ブルージュ(ベルギー)が対戦し、2-1でレスターが勝利した。欧州CL初先発となった岡崎は、前半5分に初ゴールを決め、後半23分までプレー。勝利に大きく貢献している。

 レスターは19日のワトフォード戦で今季6敗目を喫し、プレミアリーグでは不調だが、欧州CLではここまで3勝1分で無失点と好調。この試合で引き分け以上に終わればグループリーグ突破が決まる。

 試合は開始から主導権を握ったレスターが、前半5分に先手を取る。自陣深い位置でMFマーク・オルブライトンが相手からボールを奪うとカウンターが発動。FWジェイミー・バーディのパスを受け、左サイドを駆け上がったDFクリスティアン・フクスが低い弾道のクロスを送り、ゴール前に走り込んだ岡崎が左足ボレーで合わせ、先制点。岡崎が初先発の起用に応え、欧州CLで初ゴールを決めた。

 さらに攻め込むレスターは前半8分、MFダニー・ドリンクウォーターのフィードを右サイドのMFリヤド・マフレズが足もとにおさめ、ドリブルで仕掛ける。鋭い切り返しで相手を翻弄し、PA右から右足を振り抜くもGKリュドビク・ビュテルに阻まれる。同11分には、右CKの流れから高い位置でプレッシャーをかけ、相手のミスを誘発。左サイドからフクスが折り返したボールを岡崎が合わせたが、うまくミートせず、ボールはGKビュテルの胸に収まった。

 それでもレスターは前半28分、左サイドのオルブライトンがキックフェイントからPA内に侵入すると、DFディオン・コールスに倒されてPKを獲得。これをマフレズが落ち着いてGKの逆に流し込み、2-0とリードを広げた。

 2点ビハインドで折り返したクラブ・ブルージュは、ここまで4連敗とすでにグループリーグ敗退が決まっているが、後半の立ち上がりに意地を見せる。後半7分、右サイドのハーフェーライン手前でボールを受けたFWホセ・イスキエルドがスピードに乗ったドリブルで仕掛けると、そのまま右足でニア上に突き刺し、イスキエルドの個人技で1点を返した。

 流れを引き戻したいレスターは後半14分、左サイドからフクスがダイレクトで入れたグラウンダーのクロスを、バーディが右足アウトでオシャレに合わせたが、オフサイド。クラブ・ブルージュも同16分、イスキエルドが裏に抜け出し、ゴールネットを揺らしたがオフサイドと判定され、互いに追加点を挙げられなかった。

 レスターは悪い流れを変えようと、岡崎とマフレズを下げてMFデマライ・グレイとMFジェフ・シュラップを投入する。後半44分には、グレイがゴールに襲い掛かるも、GKとの1対1の場面で決めきれず。それでも最後までリードを守り抜いたレスターが2-1で勝利。2位のポルトが引き分けに終わったため、1試合を残してグループリーグ首位通過を決めた。


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