[11.22 欧州CLグループリーグ第5節 レスター・シティ2-1クラブ・ブルージュ]

　日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティ(イングランド)は22日に行ったクラブ・ブルージュ(ベルギー)との欧州CLグループリーグ第5節に2-1で勝利し、G組首位通過を決めた。先発出場した岡崎は前半5分に欧州CL初ゴールを決めて勝利に大きく貢献した。

　昨季、プレミアリーグで“史上最大の大番狂わせ”を演じたレスターが、欧州の舞台でも快進撃をみせている。今季の国内リーグ戦では出遅れるレスターだが、欧州CLでは3連勝スタートを見せると、首位で迎えた第5節のクラブ・ブルージュ戦にも勝利。4勝1分で勝ち点を13に伸ばしたレスターは、2位のポルトが引き分けに終わったため、1試合を残してグループリーグ首位通過を決めた。

　日本が誇る点取り屋もしっかり歴史に名を刻んでいる。欧州CLで初先発した岡崎は、前半5分にDFクリスティアン・フクスの低いクロスを左足ボレーで合わせて先制点を奪取。チャンスをしっかりものにした。日本人選手が欧州CLでゴールを奪うのは、本田圭佑(CSKAモスクワ)、中村俊輔(セルティック)、内田篤人(シャルケ)、香川真司(ドルトムント)、稲本潤一(ガラタサライ)に続いて、6人目の快挙となった。

　レスターの公式ツイッターが、試合後の取材エリアで英語のインタビュー応じている岡崎の動画を投稿。そこで岡崎は、「クリスティアン(・フクス)が自分をよく見てくれていた。そして素晴らしいボールをくれた。自分はもちろん嬉しいけど、クリスティアンにも感謝したい」とCL初ゴールを振り返り、チームがグループリーグを突破したことについては、「驚くべきことだ。グループリーグを突破して僕たちは歴史を作った。でもまだまだこれからもレスターのために新しい歴史を作っていきたい」と喜んだ。

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