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ジェラードが現役引退を表明「僕のキャリアはとても幸運だった」

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現役引退を表明した元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード

 15日にアメリカMLSのLAギャラクシー退団が発表されたMFスティーブン・ジェラード(36)が24日、自身のインスタグラムを更新し、現役引退を表明した。

 リバプールの下部組織出身のジェラードは、1998年にトップチームデビューを果たし、17シーズンにわたって同クラブでプレー。プレミアリーグのタイトルからは見放されていたが、2004-05シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦(3-3、PK3-2)では0-3から追撃の1点を決め、“イスタンブールの奇跡”と呼ばれる劇的な優勝に貢献した。13年にはプレミア通算100ゴールを達成。さらに15年にはクラブ史上3人目となる通算700試合出場を成し遂げると、同年夏にLAギャラクシーに移籍した。

 イングランド代表デビューは2000年5月。02年日韓W杯は負傷により落選したが、06年ドイツW杯、10年南アフリカW杯、14年ブラジルW杯の3大会に出場した。12年には代表キャップ数が100に到達。そしてブラジルW杯後、代表からの引退を表明していた。

 今回の現役引退の発表に際してインスタグラムで「僕のキャリアはとても幸運だった。周囲の人の支えがなければ、ここまでくるのは不可能だったよ」と感謝を綴ったジェラード。「僕は未来にワクワクしているし、まだピッチ上に多くのことを与えられるはずだ。今はいくつかの選択肢を検討しているが、すぐに僕のキャリアの次のステージが始まるだろう」と第二の人生に希望を膨らませた。

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