東海学生サッカーリーグ1部・2部入れ替え戦の第2戦が26日に行われた。1部最下位で入れ替え戦に回った中部大は名古屋大に2-3で敗戦。しかし第1戦では3-1で勝利していたため、2戦合計5-4で上回った中部大が残留を決めた。

　試合は前半14分に名古屋大が先制。FW松尾佑磨(2年=菊里高)の入れたボールをGKがこぼし、拾ったMF小林知嗣(2年=半田高)が決めた。しかし同24分に中部大がMF大谷峻(4年=各務原高)の得点で追いつき、1-1で前半を折り返した。

　その後はなかなかスコアは動かなかったものの、後半38分から点の取り合いに。名古屋大がMF佐藤僚祐(2年=刈谷高)の得点で二度目のリードを奪うが、5分後には中部大がこぼれを拾った水谷亮太(2年=海星高)のゴールで2-2とする。

　後半45分にMF梶野誠(4年=刈谷高)の左CKから小林がヘディングシュートを決めて、名古屋大が3-2と三度目の勝ち越しに成功。そのまま勝利した名古屋大だったが、2戦合計4-5で中部大を下回り、昇格はならず。第2戦で敗れた中部大だったが、第1戦の3発勝利が活きる形で残留を果たした。

結果は以下のとおり

中部大 2-3 名古屋大
[中]大谷崚(24分)、水谷亮太(88分)
[名]佐藤僚祐(83分)、小林知嗣2(14分、90分)

※2戦合計5-4で中部大が1部残留