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スペイン紙、清武の2か月ぶり出場は「ジレンマ」…レンタル移籍の可能性は変わらず

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第13節バレンシア戦でリーガ9試合ぶりの出場を果たしたセビージャMF清武弘嗣

 26日のリーガ・エスパニョーラ第13節、本拠地サンチェス・ピスファンでのバレンシア戦で出場を果たしたセビージャMF清武弘嗣だが、レンタルで移籍する可能性は変わらず存在し続けているようだ。

 セビージャは冬の移籍市場でストライカーの獲得を目指しているが、EU圏外枠を空けるために清武をレンタルで放出することを検討しているとみられる。だがホルヘ・サンパオリ監督はバレンシア戦で、DFセルヒオ・エスクデロが負傷したために日本代表MFを後半から起用。清武がリーガの試合に出場したのは、じつに2か月ぶりのこととなった。

 清武のレンタル移籍の可能性について報じるスペイン『マルカ』は、同選手の久しぶりの出場が「ジレンマ」であったとする。ストライカー獲得をクラブに要請しているサンパオリ監督が、エスクデロ負傷のアクシデントのために放出候補とする清武を起用せざるを得なかったためだ。『マルカ』はそのため、清武の出場が矛盾したことだったと説明している。

 また一方で、今回の清武の起用はレンタルでの放出を見据えたものであったとの見方もある。つまり他クラブに清武への関心を呼び起こすため、ピッチに立たせたとのことだ。

 清武のレンタル移籍先としては、リーガ及びブンデスリーガのクラブが挙げられている。清武の実力を信じて止まないセビージャは、スペインサッカーに順応してもらうためにも、リーガのクラブでプレーすることを望んでいるとされる。


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