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コウチーニョ離脱…リバプール大打撃もクロップ「言い訳を探しても仕方ない」

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コウチーニョの離脱について語ったユルゲン・クロップ監督

 リバプールユルゲン・クロップ監督が、負傷によるMFコウチーニョの離脱について語った。クラブ公式サイトが伝えている。

 リバプールは26日、プレミアリーグ第13節でサンダーランドと対戦。試合は2-0で勝利したものの、前半31分にコウチーニョが相手DFとの交錯により、交代を余儀なくされた。試合後、松葉杖で会場を後にした際には、シーズン絶望の懸念もあったが、手術を要するほど深刻なものではなく、英『デイリー・メール』は約6週間の離脱となると伝えた。

 リバプールは13試合を終えて2位につけており、その中でコウチーニョは全試合に出場し、5ゴール5アシストを挙げる活躍をみせていた。クロップ監督は「コウチーニョは素晴らしい選手だ。だから数日であれ、数週間であれ彼を使えなかったら、世界中どんなチームだってその影響を感じるだろう」と嘆いた。

 それでもクロップ監督は、「もちろん言い訳したりしないよ。彼は素晴らしいが、だからと言って1人で試合の行方を決めることもできないんだ。ゴールを決めるのも守るのも全員でやるんだ。チーム全体でのパフォーマンスだよ。とにかく彼はいないがやって行けるよ」と前を向いた。

 リバプールは29日にEFL杯の準々決勝でチャンピオンシップ(2部相当)のリーズと対戦する。コウチーニョのほかに、MFアダム・ララーナとFWダニエル・スターリッジも欠場する見込みで、FWロベルト・フィルミーノの出場も不透明な状況だ。「みんな一流の選手だから欠けるのは痛い。だが、言い訳を探しても仕方ない。とにかくパフォーマンスを発揮することだ。彼らなしでも発揮できると思うよ。もちろんいるに越したことはないがね」と奮起を促した。

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