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C大阪、ケンペス追悼「大阪ダービーの得点が一番頭に残っています」

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 セレッソ大阪は公式サイトを更新し、コロンビアで起こった飛行機墜落事故で亡くなった人たちへの追悼コメントを発表した。

 ブラジル1部のシャペコエンセに所属する選手が多くなくなったが、犠牲者の一人のFWケンペス(享年34)は、2012年にC大阪でプレーした選手だった。1年間在籍したケンペスは、翌13シーズンに千葉に移籍し、J2得点王を獲得する活躍を見せている。

 在籍時の12年にキャプテンを務めていたDF藤本康太は「まずは嘘であって欲しいと思っていたし、言葉にするのが難しい」とまだ現実が受け入れられない様子。「外見は怖さがありましたが優しくて、真面目でチームのために自分を犠牲にできる選手でした。大阪ダービーでケンペス選手が得点して決めたのが一番頭に残っています。当時一緒にやっていた選手たちと心配していたしやりきれない気持ちです」と故人を偲んだ。

 アンバサダーの森島寛晃氏も「攻撃的なセレッソ大阪のチームを本当に引っ張ってくれた選手だっただけに当時の活躍を改めて思い出されます。サッカー界でこれからまだまだ活躍される選手だっただけに本当に残念でなりません」と哀悼の意を示した。

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