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ムヒタリアンが進化を見せた?モウリーニョ「“そのとき”が来るのは近い」

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ベンチ入り停止処分だったモウリーニョ監督

[11.30 EFL杯準々決勝 マンチェスター・U 4-1 ウエスト・ハム]

 EFL杯(リーグ杯)は30日、準々決勝の2試合を行った。マンチェスター・ユナイテッドはホームでウエスト・ハムと対戦し、4-1で勝利した。

 先月27日のウエスト・ハム戦で退席処分となっていたジョゼ・モウリーニョ監督はベンチ入り停止。“秘密の場所”で試合を見ながら、指示を送っていたようだ。

「どこで試合を見たか? 秘密だ。私はベンチにいる人たちとコンタクトをとっていた。正直に言えば、試合はとてもうまくいった。全員の準備が整っていた。私は自分のチームの人々、アシスタントたちを信頼している。そして選手たちの活躍にも心から喜んでいる」と勝利を喜んだ。

 この日の試合はFWズラタン・イブラヒモビッチとFWアントニー・マルシャルが2得点ずつを挙げる活躍で4強入りを決めた。

 しかし指揮官は4発勝利にも驚きはないようで「ゴールについては嬉しいよ。パフォーマンス自体はこれまでも見慣れたものだったからね。ホームでは素晴らしいプレーができる。そして今回もそうだったというわけだ」と準々決勝突破は妥当だと語る。

「相手にゴールを許してしまったとき、10分の間は選手たちも落ち込んだことを隠せなかったと思う。また同点にされてしまったのだから、だが後半になると、チームは自信を取り戻して勝利をめざした。そしてファンたちが好む美しく攻撃的なサッカーで勝利した。とはいえ、私たちに必要だったのはあくまでも結果だったわけだが」

「ハーフタイムでは、ゴールを許してしまったからといって、素晴らしいプレーを止めることはできないと話した。許してしまったゴールのことは忘れて、これまで通りプレーするように伝えたよ。自信を持つことがとにかく大事だった」

「後半はいくつものゴールを決めた。ゴールとパフォーマンスのどちらも良かった、つまり本当に幸せが訪れたということだ」

 また指揮官は先発起用となったMFヘンリク・ムヒタリアンを名前を挙げて称えた。「今日はほんとうに嬉しいよ。今日の対戦相手はプレミアリーグのチームだった。そしてムヒタリアンの進化も見ることができた」とコメント。

「今日の対戦相手は本物の強敵だった。そしてムヒタリアンがあのようなパフォーマンスを見せてくれた。“その時”が来るのも近いだろう」

「私たちは、なぜ自分たちが彼を買ったのか理解している。あとは彼が適応するのを待つだけだった。そしてその時はじきに来るに思える」と期待を寄せた。

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