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シャペコエンセの故クレーベル婦人…ハートと飛行機のタトゥーの意味を明かす

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 11月28日に起こったシャペコエンセのチャーター機墜落事故で、亡くなったチームキャプテンであるクレーベル・サンターナの妻、未亡人となったロサンジェラ・ロウレイロが、自身のSNSでタトゥーを入れていたことを明かし、話題になっている。

 ロサンジェラは11月に自身のSNSアカウントで、ハートマークと、それに沿って進む飛行機のデザインを左肩に入れている途中である画像を投稿している。

 これはクレーベル・サンターナ夫婦だけでなく、ブラジルメディアの報道によるとケンペスやルイス・シウビーニョ、チアグイーニョ、フィリペ・マチャドなど12人の選手と、それぞれの妻及びガールフレンドが記念のタトゥーを入れている途中だったという。

 このグループは12月7日にコパ・スダメリカーナ決勝の第2戦が終わった後、ドミニカ共和国のプンタカナに一緒に旅行する予定になっていた。しかし、チームがコパ・スダメリカーナ決勝第1戦に向かう途中に飛行機事故に遭い、すべてキャンセルする事態になったとのこと。

 コパ・スダメリカーナ決勝に勝ち進んだシャペコエンセの快進撃を受けて、選手のほか妻やガールフレンドも記念のタトゥーを入れているようだがまだ未完成で、未亡人となったロサンジェラは、「このタトゥーは誰もが忘れないもので、主人(クレーベル)と一緒に生きた証拠」とブラジルメディア『esporte』に対して語っている。

 現地メディアは「まさかこの後起こる悲劇を知らず、飛行機のデザインをタトゥーに入れるとは、運命は残酷」と報道を締めくくっている。
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