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獲得費総額1120億円の選手たちが集うクラシコ開催へ…欧州有数のメガクラブが激突

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 12月3日に行われるリーガ・エスパニョーラ第14節で、バルセロナレアル・マドリーが対戦する。欧州有数のメガクラブは、近年どれだけの補強費を費やしてきたのか。スペイン『マルカ』が伝えている。

 「世界が止まる一戦」と称されるクラシコのキックオフが近づいている。昨季のスペイン王者と欧州王者がバルセロナの本拠地カンプ・ノウで激突。この試合で勝った方が、リーガの覇権争いにおいて主導権を握るのは間違いないだろう。

 この試合を前に、『マルカ』は両クラブが現在の陣容を揃えるのに費やした補強費を記載している。補強費での対決を想定するならば、軍配が上がるのは6億1340万ユーロ(約687億円)を費やしたレアル。クリスティアーノ・ロナウド(9400万ユーロ)、ガレス・ベイル(9100万ユーロ)、ハメス・ロドリゲス(8000万ユーロ)がトップ3を占め、これだけで補強に投資した額のおよそ半分に達する。

 一方、バルセロナが近年の補強に費やしたのは4億3600万ユーロ(約488億円)だ。今夏、6選手を獲得するため1億2275万ユーロを出費したバルセロナ。アンドレ・ゴメス(3500万ユーロ)、パコ・アルカセル(3000万ユーロ)、サミュエル・ユムティティ(2500万ユーロ)、ルーカス・ディーニェ(1650万ユーロ)、ヤスパー・シレッセン(1300万ユーロ)、デニス・スアレス(325万ユーロ)がチーム強化の目的で加わった。

 なお、レアルで最も高額な選手となっているC・ロナウドだが、ポルトガル代表FWはすでにその移籍金を補って余りある活躍をしていると言えるかもしれない。レアル加入後363試合377得点で1試合平均1ゴール以上を記録し、545試合469得点のメッシの得点率を上回っている。

 またバルセロナについては、カンテラーノと呼ばれる下部組織出身選手が主力メンバーになっていることを考慮すべきだ。契約解除金が2億ユーロに設定されているとみられるメッシをはじめ、セルジ・ロベルト、セルヒオ・ブスケツ、アンドレス・イニエスタらの獲得費が不要だったのはクラブの負担を大きく軽減することにつながっている。

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