Jリーグチャンピオンシップの決勝、浦和レッズ対鹿島アントラーズの第2戦が3日に埼玉スタジアムで行われる。浦和は11月29日に行った敵地での第1戦を1-0で制したことで、浦和は引き分け以上で優勝を決めることになる。

　さらに浦和は年間順位で上回るため、仮に0-1で敗れた場合でも優勝を決める。鹿島が優勝するためには2点以上を奪っての勝利が絶対条件となる。

　ただし浦和の選手たちに油断はない。公式サイトによると、MF柏木陽介は「前回のアウェー戦は1-0で勝利しましたが、1点で有利だとは思っていない。0-0という気持ちで戦うことが大事。攻撃的な姿勢を貫いて点を取りにいく」と力を込めた。

「浦和は大きなクラブですし、タイトルを獲らなければいけない中で何年も獲れていなかったので、その悔しさがあります。個人的にもリーグタイトルは初になるので、これからのサッカー人生の中で、大きなポイントになると思っています」

　ペトロヴィッチも「第1戦よりもよいものを見せていかなければいけない」と気合を入れ直す。そして、ブラジルのサッカーチームが巻き込まれたことで、世界中に悲しみが広がった飛行機事故に言及。「心からお悔やみ申し上げます」と哀悼の意を表すと、「人生生きていて、次の瞬間何が起こるか分からないのが我々の人生。だからこそ常に思うことは、やはり毎日を楽しんで生きていきたい」と話した。

　埼玉スタジアムのチケットは前売り段階で完売。超満員での一戦が予想される。キックオフは19時30分。NHK総合とスカパー!で生中継される。　

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●2016 Jリーグチャンピオンシップ